恋愛&結婚 10年以上友達だった彼と恋に落ち……不倫以上に根深い男女の友情問題~その2~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、キャリア女性に多い悩み「男友達との恋愛未満問題」について、お話していきます。

都内のIT関連会社に勤務する城田優子さん(仮名・34歳)は、10年来の男友達である謙一さん(32歳)との関係に悩んでいました。長年の友情が続いていたのに、謙一さんから「ずっとあなたが好きでした」と告白されたのです。

【これまでの経緯は前編で】

告白から秘めた思いが覚醒し……

謙一さんから「10年間、ずっとあなたが好きでした」と告白されてから、優子さんは仕事が手に着かなくなるくらい動揺します。

その後も、謙一さんから「会おう」とLINEが来続けています。最初はとりあわなかった優子さんでしたが、何度もLINEをしてきて、会えば真剣な目で愛を伝える謙一さんの言葉に、自分の心の奥にあった謙一さんへの好意が覚醒していったのでした。

「ホントに謙一さんが好きだからこそ、友情ポジションを維持したかったんです」と優子さんは語ります。

それから、2週間後、優子さんは謙一さんを自宅に招き入れ、同じベッドで目を覚ましました。

お互い、忘れたことにしていますが、実は10年前にも全く同じことがあったのです。これは、誰も知らない2人だけの秘密でした。1回だけ関係を持っても、その後進展することはなく、それぞれの交際相手と良好な関係を維持していたので、「なかったこと」にしていたのだそうです。

「謙一さんを家に入れた日、私には特定の恋人はいませんでした。だから、その後、謙一さんと交際し、本当に永遠に一緒にいられる“結婚”をするのだと、ワクワクしていたのです」

優子さんは付き合っているものだと思い込み、半同棲のような生活が1か月ほど続きます。

謙一さんは会社帰りに優子さんの家に来て、食事をしたり映画を観たりして終電で帰る。週に2回はそのまま泊まり、半日デートすることもあったそうです。

優子さんが「やっと彼と幸せになれる」と感じたころに、とんでもないことを知ってしまいます。それはかつて勤務していた銀行の同期の男性と、飲んでいた時の事でした。彼は地方に転勤になるので、その最後に会うことにしたのです。

「そういやさ、最近、謙一と会ってる? あいつ結婚して、最近、子どもができてさ~。仕事もバリバリだぜ。オマエはITでイケイケだし、謙一はパパになるし、オマエらいいよな~」

優子さんは耳を疑いました。同期の男性に「謙一が結婚してる? 子供が生まれたって何? 別の謙一の話の事?」と聞き返したのです。

すると、間違いなく謙一さんの事でした。優子さんは即座に謙一さんに電話をかけます。同期の男性は目を白黒させつつ、何かを察したらしく、帰って行ったそうです。

優子さんが転職した年に、結婚していた

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