恋愛&結婚 年下部下から愛の告白……仕事に誠実だから恋愛にも誠実だと思っていたのに~その1~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、年下の男性との恋愛に悩む女性の問題です。

入社3年で社長賞をもらうほど有能だが、恋愛は未経験

大手コンサルティング会社で働く岩田智恵さん(仮名・33歳)は、関西の支店で担当していたプロジェクトを2年かけて終えて、東京本社へと戻ってきました。

東京の名門私立大学を卒業後、金融工学系への就職を希望しましたが内定はもらえず、現在の会社で働いています。

第一志望への就職は叶いませんでしたが、生来の前向きな性格と、高いコミュニケーション能力、そして物事を冷静に分析できる洞察力が、結果的には、智恵さんにとってはコンサルタントとしての能力を発揮させることに役立ったようです。

入社3年で社長賞を受賞するほどの業績を上げ、28歳になったときには、関西での大きなプロジェクトの幹部メンバーとして抜擢されるまでになりました。

関西でのプロジェクトを大成功に導き、30歳のときに意気揚々と東京に戻ります。

当時の私は「まさに凱旋(戦いに勝って帰ること)という意識で、ずいぶん生意気だったと思います」と当時を振り返ります。再び東京での仕事をスタートさせた智恵さんは、さらに仕事で順調に結果を残していきます。

それによって会社の上層部からはさらに大きな期待をかけられるようになりました。しかし、智恵さんにとって、それは嬉しくもありつつ、不安でもありました。

会社の期待に応えようと、仕事に全エネルギーを傾けるほど、自分のプライベートでは大切な何かを失っているような気がするのです。

特に恋愛面では深刻でした。これまでの恋愛経験はゼロ。学生時代には勉強漬け。特にITと金融を結びつける金融工学の勉強に没頭していたのです。

社会に出れば、仕事漬け。「コミュニケーションにも正解がある」と言い切る智恵さんは、「こうすれば相手はこう反応する」というパターンを分析。さらに一時的に謙虚なふりをするというテクニックも磨いたそうです。

このままでは、一生ひとりで終わってしまう……という焦り

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