恋愛&結婚 「200万円支払ってしまった……」大失恋後の弱った心にスピリチュアルカウンセラーが放った一言~その2~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、今回は、上司との10年不倫を終わらせ、離島にやってきた飯沼美知恵さん(仮名・33歳)のお話です。傷心の美知恵さんは、ホテルで働く勝さん(仮名・22歳)を意識し始めます。

【これまでの経緯は前編で】

勝さんが私の運命の「ツインレイ」かもしれない……

「ツインレイ」とは、スピリチュアルな分野で使われる言葉で、“魂の双子・魂の片割れ”などの意味で使われます。自分と魂を分かち合った相手・ツインレイと出会うことで、愛と幸せが最大化するとのことです。

その夜、美知恵さんは、不倫時代に相談していたスピリチュアルカウンセラーに連絡をします。そしてオンラインカウンセリングを再び受けることにしました。

カウンセラーは、50代のふくよかな女性。いつも断定的に美知恵さんにものを言います。「あなたは不倫の恋を終わらせたでしょ。私が言う通り、略奪愛はいけないことなの。それに不倫は前世からの修行で、生まれる前から決まっていたことなの。でも大丈夫。修行を終えたあなたにツインレイはすぐ来るから」

驚いた美知恵さんは、これまでのいきさつとともに、勝さんとの出会いについても話しました。すると、カウンセラーの彼女は、勝さんが美知恵さんのツインレイであることは、ほぼ間違いないだろうと断定。特に10歳近く年下の男性は、ツインレイであることが多いと言われたとか。美知恵さんと勝さんはちょうど11歳の年の差がありました。

30分のカウンセリングを終えたとき、美知恵さんは「やはり予感が当たった。南の島にきて良かった」そう心の中でガッツポーズを取ったのでした。

しかし翌朝、その思いはあっさり打ち砕かれます。勝さんに妻子がいることがわかったのです。いつもの軽い会話の中で、勝さんが妻と子供の話題を出したことで、美知恵さんは期待が思いっきり外れたことを理解しました。

とはいえ、滞在を終えて東京に帰る美知恵さんとしては、せめて一縷の望みだけは持っていたい。そう思ってLINEの交換を持ちかけると「お客様との個人情報の交換は禁じられているんです」と、感じの良い笑顔とともにきっぱり断られてしまったのです。

スピリチュアルカウンセラーは、勝さんがツインレイと言っていたのに……腑に落ちない美知恵さんは、帰京後、再び彼女のカウンセリングを受けることにしました。

事情を聴いた彼女は美知恵さんに言いました。ツインレイと結ばれるのには時間がかかるし、そのための精神の修練が必要だ、と。

そしてそのための特別なコースがあるので、そちらの受講を進められました。ベーシックなコースで200万円以上だったそうですが、受講を申し込んでしまったのです。

内容は「夢ノート」というノートを渡され、そこに自分の気持ちを書き出すもの。そしてそこに書かれたものはすべて「幼少期のトラウマ」で片づけられ、強烈な人生のダメ出しをされていったそうです。

それにすっかり疲弊したところで、私のところに相談に来ました。

起こっている事実を冷静に分析してみると?

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