恋愛&結婚 キャリア女子に多い「ダメ男育成体質」を改善する方法~その2~

相手をムカつかせる言葉とは?

交際してから2か月、それまでとは一転した、罵倒される心配がない日々に幸せを感じていました。

異変があったのは、知子さんの新居に遊びに来た裕太さんがキッチンでフルーツを皿に盛り付け、リビングに運んできて、そのままソファに座ったとき。裕太さんの腕が知子さんの肩に回ろうとした際、知子さんは立ち上がり「台所の電気が点いたままだから、消してくる」と言ったのです。

裕太さんは「なんだよ。嫌味? なんでそういう言い方をするの? はっきりと“電気消してこい”って言えばいいじゃないか」と吐き捨てるように言ったのです。

元カレのことを思い出した知子さんは、「ごめんなさい」とすぐに謝ります。そんな知子さんに裕太さんは「知子は完璧ですよ。そして、いつも他人をバカにして、人の気分を逆撫でするようなことをする」と怒りはじめたのです。

その日、裕太さんはすぐに帰宅してしまいます。そして、その後、知子さんのささいな行動に突っかかるようになります。知子さんは裕太さんに嫌われたくない一心で、「私が悪いからだ」と思って、謝り続けるのでした。

知子さんは、私のオフィスを訪れます。

「私、ずっとこうなんです。最初は優しくても付き合うとダメ男になってしまう。妹からも友達からも“ダメ男育成体質”と言われています」

そう肩を落とす知子さんに、「そういう女性は多いです。そうなってしまう最も大きな理由は、知子さんが謝るからですよ」と言いました。

「そもそも、理不尽なことに謝る必要はないし、謝るからつけあがる。攻撃的な性格の男性はすぐに謝る相手を“弱い”と識別して、さらに攻撃する。裕太さんと長く付き合いたいなら、何か言われたら逆ギレしてください」

私がそうアドバイスすると、「私はムリです」と言いますので、何度か練習をしたのです。ポイントは、間髪を入れずに短文で言い返すこと。キャリア女性はこういう時もいちいち理由を述べる傾向があり、それが相手を逆なでします。

この即逆ギレは、交際初期だからこそ使える手です。交際が長くなってから逆ギレすると、さらなる暴力を誘発することにもなるので見極めが必要です。

そして、その翌日、家に遊びに来て、冷蔵庫にビールが冷えていないことでキレた裕太さんに対して、「じゃ、買ってくればいいでしょ!」と知子さんは大きな声で言い放ちます。裕太さんは驚き、かつ申し分けなさそうに「ごめん」と謝ってきたのです。

その後、何につけ、知子さんは瞬時に短く、大きな声で言い返します。そのうちに裕太さんの攻撃的な態度は皆無になり、今はお互いを想い、いたわり合うフェアで良好な関係を維持しているそうです。

すぐに言い返せるようになって関係性が改善したという

賢人のまとめ

1.交際相手がダメ男になってしまうのは、過剰な自己犠牲があることが考えられる。 2.嫌なことは嫌と言う練習をしよう。 3.交際初期にマウンティングやモラハラをされたら、強く短い言葉で簡潔に言い返そう。

1 2

賢人プロフィール

恋愛・キャリアの賢人小川健次

恋愛カウンセラー/営業・マーケティングコンサルタントとして、年間約500名の女性をカウンセリング。恋愛とキャリアの両立のためのアドバイスが支持される。同時に、中小企業を対象とした営業、マーケティングのコンサルティングを行なう。 株式会社リエゾンジャパン代表取締役、社団法人感覚刺激と脳研究協会理事ほか、多岐にわたる活動をしている。
Blog : https://ogawakenji.com/