恋愛&結婚 復縁したいのに2年もできないまま……彼の心は取り戻せる?【後編】

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、キャリア女性の相談に多い、復縁問題について。キャリア女性は真面目さと潔癖さゆえに、結婚直前に何らかの理由で相手と別れてしまうことが多々あります。

フリーアナウンサーの宮川友恵さん(仮名・32歳)は、2年前に別れた浩二さん(仮名・36歳)のことが忘れられません。浩二さんとは26歳の頃から4年間交際していました。

【これまでの経緯は前編で】

別れは突然、やってきた

別れは、友恵さんの30歳の誕生日のディナーの席でした。イタリアンレストランで、デザートのケーキを食べ終え、コーヒーを飲みはじめた頃合いを見計らったように、浩二さんが「話があります」と暗い表情で語り始めたのです。

「30歳の誕生日にプロポーズされたらうれしい」と思っていた友恵さんですが、ここ数週間、友恵さんのLINEに対して、浩二さんの返事がどこかよそよそしく、電話で話していても、どこか浩二さんが上の空でいるように感じていたので、別れ話になる心の準備はしていました。

そして、この誕生日のディナーでも、会ったときから、何か思いつめた雰囲気を浩二さんからずっと感じていました。案の定、浩二さんの重そうな口から出てきたのは、「もう友恵さんとは付き合えない」という言葉でした。

理由も、友恵さんはわかっています。大手取引先が代替わりし、今は会社がとても大変な時期にあること。この先自分や会社、そして従業員らがどうなるかわからない。そんな中で女性と交際しているわけにはいかない……と浩二さんが思っていると感じていたのです。

友恵さんは「だからこそそんな浩二さんを支えたい」と浩二さんに伝えるも、浩二さんは聞き入れてくれません。「うちのことに、友恵さんを巻き込むわけにはいかない」そう言い切ったのでした。

こうなると、浩二さんが意思を曲げない性格であることは、友恵さんもわかっています。何より、その別れ話が、友恵さんのことを思ってくれてのことだということもわかっています。

だからこそ、友恵さんは浩二さんと別れたくない。しかし、これ以上、何を言っても悪い結果になることだけはわかっている。

友恵さんは、心の中で「誕生日に別れ話を言わなくたっていいじゃない」と思いながらも、それは言葉にしませんでした。

「恋人でなくとも、友人としてときどき連絡したり、会ったりしたい」と伝えたところ、浩二さんは「そうしようか」と言ってくれたのです。

月に1回、数分程度会う関係が続いた

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