恋愛&結婚 恋愛が続かない30代女性の多くが、20代で不倫を経験。その後遺症を脱する方法【後編】

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は「モテるのに交際が続かない」ことに悩む女性の体験談です。結婚したいのにできない。男性と安定できる関係を築きたいのに、フラれてしまう。外資系広告代理店でPRエージェントとして働く山本優子さん(仮名・34歳)は恋愛が続かないことに悩んでいました。

【これまでの経緯は前編で】

不倫経験が結婚に与える暗い影響

5年の不倫を経てから転職し「今後は結婚を視野に入れた本気の恋愛をしよう」と決意し、告白してくる男性の中から誠実な人を選ぶも、全て相手からフラれてしまう。「私はどうすればいいのでしょうか」と言う優子さんに私は「不倫をする男性の多くはマメで男性的な魅力があります。彼と同じようなこまめなケアは独身の男性にはできませんよ」と言いました。すると優子さんは驚いたような顔をして「そうですね……。やはり彼と比べてしまって、物足りなさはありました」と言います。

30代で恋愛が続かないと悩む人の多くは、不倫の経験があります。不倫は“妻がいるのに私のところに来る”という優越感がそもそもあります。そして不倫をする男性の多くは女性の気持ちがわかり、マメで話を聞くのが上手な人が多い。態度や言葉で尽くしてくれるのです。

また不倫する男性は、次の不倫相手を探すのが難しい。だから、今の相手に頻繁な愛情表現をし続けるのです。そこに優子さんの不倫相手のように「妻と上手くいっていない」などといい、妻という“共通の敵”をつくります。恋人であり戦友であるという関係は強固になります。それと同じような関係性を相手に求めると、それが言葉や態度に出てしまいます。

男性は「この人、俺と誰かを比べて物足りなさを感じているな」という気配を察知します。それが続くうちに、「さっさと別れよう」ということになるのです。

優子さんにそのことを指摘すると「初めて指摘されました。そして、おっしゃる通りです。腑に落ちた感覚がありすぎて立ち上がれません」と驚いていました。

無意識に、不倫していた彼と比べてしまっていた……

それから2か月後、優子さんが10年以上通っている美容室のオーナー兼店長の達哉さん(仮名・40歳)と、食事に行くことになったそうです。達哉さんは職業意識が高い職人タイプの美容師で、客に声をかけるタイプではないそう。

「私が以前から行きたいと思っていた予約困難なレストランの枠を彼が持っていたんです。そこで私のほうから“行きたい!連れて行ってください”とお願いしたのです」

達哉さんは食事中、自分がどんな人生を送り、どのようなビジョンがあるかについて熱く語っていたそうです。そして、語り終わると優子さんに、結婚を前提にした交際をしたいと申し出たのです。

「この10年間、ずっとあなたが好きでした。お客様だからこちらから声をかけられなかった。あなたから誘ってくれて、初めて気持ちを打ち明けます」

優子さんは戸惑いました。そこで「恋愛関係の前に、まずは友達になりませんか?」と返答したのです。その返事に達哉さんは大喜び。LINEの交換をし、友人関係が始まったのです。

優子さんを気遣うLINEが頻繁に来る

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