恋愛&結婚 「マシな不倫・悪い不倫」真面目な女性こそハマってしまう不倫の泥沼【前編】

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は働く女性の不倫問題。コロナ禍でも不倫の恋愛は盛んにおこなわれているようです。不倫にはそのつもりはなかった“マシなもの”と、わかっていてそうなる“悪いもの” があります。 この観点から不倫を解説し、悪い不倫から脱する気付きを得ていただければと思います。

奨学金返済のためのキャバ嬢時代にしていた「マシな不倫」

樋口裕子さん(仮名・30歳)は、3年前まで東京の中堅規模の商社で働いていましたが、ある事情によって退職。今は地方都市で派遣社員として働いています。その真面目な仕事ぶりから、正社員になる誘いが何度もありましたが、「近いうちにまた東京に戻るつもり」と断っているのです。

裕子さんはこれまでの恋愛のほぼすべてが不倫の恋でした。

最初に交際したのは、奨学金返済のためにキャバクラで働いていたときのお客さんたち。そして、大学時代の先生などなど。いずれも相手が自分は既婚者だと隠して交際。既婚者だと気づくと、すぐに別れるという「マシな不倫」です。

20代前半のときはすぐに別れる「マシな不倫」ができたのですが、25歳を過ぎるときに「悪い不倫」をしてしまいます。それは、優子さんの退職のきっかけを作った博樹さん(仮名・41歳)との恋でした。

二人の関係が始まったのは5年前。当時は裕子さんの前職である商社で、博樹さんが上司で優子さんはその部下という関係でした。

博樹さんから、積極的なアプローチを受けていた裕子さん。既婚者であり、二人の子供がいる父親である彼のことを最初は相手にしませんでした。

しかし、博樹さんは「妻とはうまくいっておらず、離婚も真剣に考えはじめている」と裕子さんに囁きます。その頃から、気持ちはグッと傾きます。

博樹さんは「妻とケンカが絶えず、食事も作ってもらえない。家で子供たちの寝顔を見ようにも、“子供が起きるからダメ”だと言われる」などと何度も裕子さんに言うのです。

その結果、裕子さんは「私がこの人を支えてあげなくてはダメだ」と思って、男女の仲へ。これが「悪い不倫」の始まりです。悪い不倫とは、相手が既婚者だと互いに知りつつ、関係を深めてしまうことが条件のひとつだと考えています。

「離婚は時間の問題」という言葉に嘘はないのか?

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