恋愛&結婚 恋愛経験ゼロのアラサー女子が「何より趣味優先」な彼との初交際で我慢できなかったこと【前編】

何はなくても、登山優先

しかし、交際スタートから3か月を過ぎた頃から、桃子さんは哲哉さんの行動に違和感を抱くようになったのです。

哲也さんの趣味が登山であることは、桃子さんも承知しています。交際がはじまってからは、軽いトレッキングくらいなら、ということで、桃子さんも地元の山に、哲哉さんと一緒に登ったことがありました。

それ以外にも、哲哉さんが週末に一人でキャンプを兼ねて、山に登ることは桃子さんも承知しています。その際には事前にスケジュールを教えてくれたり、登山中の風景写真などを頻繁に送ってきてくれたりしていました。

そんな哲也さんが、やがて桃子さんに何の連絡もなく、登山に行くようになったのです。連絡が取れないことを心配した桃子さんが「山に行っていたよ」と聞くのは、後日になってからということが増えてきたのです。

交際当初のように、頻繁なメッセージのやりとも少なくなり、週末も哲哉さんからは連絡がないままです。桃子さんが送ったLINEも未読のままで、数日後にいきなり返信がきたかと思えば、山に行っていたという事後報告とそのときの写真が送られてきます。

さらに、桃子さんにとって辛かったのは、デート時も哲哉さんが、山の素晴らしさと、登山の思い出ばかりを、嬉しそうに話すことです。

交際前や、交際がスタートした頃には、熱心に桃子さんの話に耳を傾けてくれて、ときには桃子さんの仕事を愚痴まで聞いてくれては、一緒に怒ったり笑ったりしてくれていたのに、最近では桃子さんの話にはあまり興味を示してくれません。

それよりも、自分の「山トーク」に夢中で、それを桃子さんが黙って聞いているときだけ嬉しそうにしています。

「この人は、私のことより、山のほうが大事なんだ。付き合っていくのは難しいかもしれない」そう考えた桃子さんは気持ちに区切りをつけます。自分からの連絡を一切しないようにしたのです。すると、また異変が起きたのです。

彼は子供のころから登山に親しみ、日本国内の名山はほぼ制覇しているという。

桃子さんの心変わりを察知すると、「別れたくない」と泣き出す彼氏に…【後編】に続きます。

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賢人プロフィール

恋愛・キャリアの賢人小川健次

恋愛カウンセラー/営業・マーケティングコンサルタントとして、年間約500名の女性をカウンセリング。恋愛とキャリアの両立のためのアドバイスが支持される。同時に、中小企業を対象とした営業、マーケティングのコンサルティングを行なう。 株式会社リエゾンジャパン代表取締役、社団法人感覚刺激と脳研究協会理事ほか、多岐にわたる活動をしている。
Blog : https://ogawakenji.com/