恋愛&結婚 「男友達」の存在は婚活に悪影響!? 異性との友情は本当に成立するのか【後編】

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回のテーマは働く女性の男友達問題。ジェンダーやハラスメントの意識も高まって、男女間の友情は成立することもありますが、そうでないこともあります。

法律事務所でアシスタントとして働く吉野律子さん(仮名・32歳)もその一人。婚活歴が2年にもなり、いい人とも会っているのに、結婚まで進めないのです。

【これまでの経緯は前編で】

男友達は自由でクールでカッコいい

婚活が上手くいかない背景に、不倫があるのはこれまでの定番でしたが、最近は男友達というのも加わってきました。

カッコいい男友達が結婚を妨げる…!?

律子さんは「ミッキ(男友達・幹夫さん・35歳)とは大学時代からの腐れ縁なんです。男とか女とか関係なく安らげるし、お互いに腹を割ってなんでも話し合えるんです」と語ります。

男友達・幹夫さんは、都内でIT関連会社を経営しており、自由でカッコいいんだそうです。律子さんは法律に明るいので彼のビジネスに対する法律的なアドバイスもしているとか。

「もう12年の付き合いです。7年前に私が法律関係の講師の先生と不倫していたときも、4年前に付き合っていた大手航空会社のパイロットと、大喧嘩の末に破局したときも、いつも話を聞いてくれていました。普段はクールなのに、私には優しい。いつも自由でとらわれていないのに、私のことはわかってくれるんです。お互い公私ともに相棒という感じです」

なぜ、彼とは結婚しないのか。それは「私は女性としての対象じゃない」と言います。それに「もうミッキのことは男として見られないというか」とも続けました。

「12年にわたって培ってきた、、絶対的な信頼感が私たちをつないでいます。何かあった時に、お互いに駆け込めるところなんです」

そう語る律子さんに、単刀直入に「彼と男女の関係になったことがありませんか?」と聞いたら、ハッとした表情を浮かべて、しばらく沈黙した後に「…はい。出会ったばかりの頃と、数年前に何度か」と答えたのです。

一度話してしまうと、幹夫さんへの恋心を語り始めます。数年前に幹夫さんと一緒に朝を迎えたときに、「このまま結婚しない?」と提案したら、「会社を育てることで手いっぱいだよ」と断られたそう。

その日、どうしてもあきらめきれない律子さんは、幹夫さんに「相談がある」とアポを取り、彼の家の近くのファミリーレストランの席に座っていると、幹夫さんからのメッセージが来て、「悪い。彼女が熱を出しちゃって。来週にしてくれない?」とドタキャンを知らせてきたのです。

律子さんは、幹夫さんに彼女がいたことも知りませんでした。そして、「私が熱を出したときに、幹夫さんは看病してくれるのだろうか…と」と自問自答しました。

幹夫さんは学歴コンプレックスが強く、ある一定レベルの偏差値の大学の女性じゃないと交際しないことを知っています。しかも、結婚願望がないため、そういうハイキャリアな女性をとっかえひっかえして遊んでいることもよく知っています。

「そのときに、やはり誰かと結婚しよう。このままではいけない」と思って、律子さんは、婚活を決意したとのこと。

女性の恋愛感情を利用しているのではないか

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