恋愛&結婚 我慢→限界→「キレる私」をどうにかしたい! 感情をコントロールする方法【後編】

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回のテーマは働く女性の多くが抱える「キレる」または「キレそうになる」問題。感情的になる自分をおさえるのではなく、コントロールする方法を紹介します。国内メガバンク系証券会社で働く真帆さん(仮名・29歳)は、2年交際している恋人の伸一さん(仮名・31歳)と交際してからケンカが起こるようになりました。二人の共通点は「言葉が少ない」ということです。

【これまでの経緯は前編で】

連絡がないことに対して、私がガマンすればいい

真帆さんは遠慮深い。伸一さんと交際関係になったとはいえ、元々、二人とも仕事が忙しいこともあって、会えるのは週末くらいです。平日の夜は電話で話したい。そう思っていた真帆さんですが、あまり伸一さんに負担をかけるのもよくないと思い、平日は連絡を控えることにしています。

「それでも私は電話がしたいときは、してほしいと彼に伝えていました」と真帆さん。

しかし、伸一さんからは全く電話がありません。よほど忙しいのだろうと思って、週末に会ったときに話すと、伸一さんは「水曜日はヒマだったから友達と遊びに行った」とか、「金曜日は映画を観たよ。一緒に行きたかったな」などと言うのです。

真帆さんはその言葉を聞きながら「そんな時は連絡して」と言うのがやっとだったそうです。

そして、「この人は私のことを気にかけてくれていないのではないか。本当は私のことがあまり好きじゃないのではないか」と思いますが、その疑惑をそっと胸にしまっていたのです。

それ以降も、伸一さんから平日に連絡はありません。

そのたびに、真帆さんは「電話をしてくれないのには、彼なりに考えがあってのことだろうし、彼は家でリラックスしたいのかもしれないから、私が我慢をすればいいだけだ」と思っていたそうです。

そんな思いが蓄積しつつも、交際1年目を迎えたある日の週末。二人で夕食に何を食べるかで、意見が割れたときのことです。伸一さんはお寿司と言い、真帆さんは焼き鳥と言いました。こういうときは、いつも真帆さんが譲って、伸一さんが望む食事になるのですが、この日は違いました。

今までの我慢が臨界点に達し、真帆さんがキレてしまったのです。

「もう耐えきれない。何で私ばかりがこんなに我慢しなきゃいけないの。何でこんなに苦しい思いをしなければいけないの」と泣き叫んでしまったのです。

伸一さんは、真帆さんが何を言っているのかがわからなかったようです。

泣き崩れる真帆さんに対して、伸一さんは「特に電話する用事がなかったから電話をしなかっただけだし、夕食の件は、真帆さんが、伸一さんの好きなものを食べていいと言うので、そうしたまで。それが全部真帆さんを怒らせる原因になっているとはわからないよ」となだめます。

その日から、2~3か月に1回、真帆さんがキレるようになりました。理性では押さえられず、感情が爆発してしまうのです。

感情が制御できず、キレすぎて信用を失う

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