恋愛&結婚 「酔って本音をLINE」はダメ、絶対!地雷LINEのリカバリーはできるのか【後編】

読まれてしまったLINEは消えない

由紀子さんは、その日、仕事を休んで私のところに来ました。目は酔いの残りと泣いたことでか、真っ赤になって腫れています。

「聡志さんから返信を受け取ってから、涙が止まらないのです。会いに行くこともできないくらい不安です」と、一連の説明をしました。そして、それが終わると、流れる涙もぬぐわずに、私にスマホを差し出しました。

「これにはどう返信すればいいのでしょうか」とさらに畳みかけるように聞いてくる由紀子さんに、私は「“酔っていて変なLINEしちゃった、ごめんね”それだけでいいです。それ以上は何も書かなくていいです」と言ったのです。

すると由紀子さんはさらに泣いて、「だって別れようって、彼は言ってるんですよ」と私を責めるように言います。

そこで私は「よく読んでください。彼は別れようとは書いていません。“迷惑をかけられないから距離を空けよう”と書いてあるだけです」と言いました。

これまでの聡志さんと由紀子さんの関係、そして聡志さんの性格を考えると、おそらく聡志さんは、自分のことで、由紀子さんが苦しむのなら、少し距離を空けて、それからまた先のことを考えようと思ったに過ぎないと確信しました。

それを伝えると、由紀子さんは少し落ち着き、私は由紀子さんにアドバイスを重ねます。

「とにかく、由紀子さんは聡志さんに“酔っぱらていてごめんね。私は苦しんでもいないし、あなたが好きなことには変わりはない。変なLINEをして心配かけてごめんね”と返すだけでいいんです。それで解決です。言い訳をしては絶対にダメです」

由紀子さんは、私のアドバイスに従って返信。そして数日経ってから、聡志さんから「それなら良かった、安心した。無理しないでね」と帰って来たそうです。

その返信が来てから、3か月後、聡志さんの東京出張のタイミングで会うことになったそう。そのとき、聡志さんは「今、政府関係のプロジェクトで、今は解除されたけど、あのときは外部との接触に制限があったんだ。連絡できずに、由紀子さんに嫌われたら仕方がないとも思ったんだ」と話してくれたそうです。

由紀子さんは「結婚の話をしなかったのも、私に結婚願望がなさそうだったからだそうです。酔った勢いのLINEで結婚のことを書き、私が結婚したいことを知ったそう。彼が東京に戻るタイミングで結婚に向かって話をすすめることになりました」とホッとした様子で語ります。

今回の場合は「酔って本音LINE」も事なきを得ましたが、そうでない場合もあります。酔ってLINEした後の解決策は「ごめん、酔っていて変なLINEをしてしまった」でいいのです。長々と言い訳を書いても、うまくいかないことは多いです。

LINEの返信が来ない不安から、本音をぶちまけてしまったり、浮気を匂わせたりするなどして、別れてしまうケースは多々ある。

賢人のまとめ

1.相手の本心はそれまでの行動を見ればわかる。 2.感情的になって、感情で返すといいことはない。 3.恋人関係はもちろん、あらゆる人間関係において「酔って本音LINE」は百害あって一利なしのことが多い。

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賢人プロフィール

恋愛・キャリアの賢人小川健次

恋愛カウンセラー/営業・マーケティングコンサルタントとして、年間約500名の女性をカウンセリング。恋愛とキャリアの両立のためのアドバイスが支持される。同時に、中小企業を対象とした営業、マーケティングのコンサルティングを行なう。 株式会社リエゾンジャパン代表取締役、社団法人感覚刺激と脳研究協会理事ほか、多岐にわたる活動をしている。
Blog : https://ogawakenji.com/