恋愛&結婚 恋愛不得意なアラサー女性が、マッチングアプリで傷つく前にすべきだったこと【前編】

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回のテーマは、働く女性のマッチングアプリ活用法について。それまで抵抗があった人が使う上で気を付けることについて、お話していきます。

10年交際した彼に「退屈だ」とフラれてしまう

大手生活資材メーカーで、研究員として働く佳奈さん(仮名・34歳)は、半年前に10年交際した男性と破局しました。その後、婚活のためにマッチングアプリを使っていますが、ひどい目にしか遭っておらず、私のところに相談に来ました。

「小学校から女子大付属、大学も研究一筋でした。就職しても、女性が多く周りは落ち着いた既婚者の男性だらけ。いわゆる“手堅いマイホームパパ”的な人としか接していませんでした。父も兄も落ち着いていて優しい。そんな環境にずっといるから、私はダメなのでしょうか」

お話していると、佳奈さんはSNSに投稿をしたことがないという、保守的な女性です。革新的な出会いの手段であるマッチングアプリを使ったことに違和感があり、そのことについて伺いました。

「同僚がすすめてくれたのです。というのも、10年交際した彼にフラれた理由は、“佳奈は保守的過ぎて、変わらないのが辛い。一緒にいても退屈でうんざりする”というひどいもので、失意のどん底にいたからです。毎日、自分を責めてばかりいる私を見かねて、“男なんて星の数ほどいるわよ。気晴らしを兼ねて会ってみなさいよ”とすすめてくれたのです」

ネット上で、見知らぬ人と会うことに強い抵抗感のあった佳奈さんでしたが、その同僚が、今の彼をマッチングアプリで見つけたということと、別れた彼への執着を手放したいという思いから、使ってみることにしたのでした。

その日の昼休みに、同僚が使ったというアプリをダウンロード。プロフィールを登録すると、すぐに数えきれないほどの数の男性からアプローチが届きました。

あまりの数の多さに圧倒された佳奈さんでしたが、届いたアプローチの中から、自分の好みと合いそうな数名をピックアップ。返事をしたところでマッチングが成立し、メッセージのやりとりがスタート。

何通かのやり取りをしていてしているうちに、数人とマッチングが終了。その後もやり取りが継続したのは、ITベンチャー企業の役員という啓介さん(仮名・37歳)だけでした。

そのうちに、実際に会うことに。アプリ上で出会った人と会うことに、一抹の不安もありましたが、メッセージのやりとりでは紳士的だった啓介さんを信じて、勇気を出して会ってみることにしたのでした。

理想の男性が、待ち合わせ場所のカフェにいた

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