恋愛&結婚 キャリア女性が「両思いだと確信したのに」結婚できない本当の理由【前編】

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回のテーマは、「この人、私のことを好きかも」と勘違いしてしまうことについて。キャリア女性はこの「勘違い」が非常に多い傾向があります。

恋愛がうまくいかないアラサー女性の久しぶりの恋

国内の大手電子部品メーカーの人事部で働く、和子さん(仮名・32歳)は、35歳までに結婚をしたいと考えています。

和子さんの父親の実家は、上場企業の創業家と縁戚の関係にあり、地元では知られた名家です。おかげで和子さんは幼い頃から何不自由のない生活をして育ってきました。大学まではエスカレーターで進学。今の勤務先も採用試験は受けたものの、実際は縁故採用だったそうです。

モデル体型のスタイルに、人目を引く美しい顔立ち。高校生の頃から、街を歩くとスカウトの嵐だったというのも納得です。裕福で美貌にも恵まれた彼女の人生は、すべてが順調であるかのように見えますが、全くうまくいっていないのが、男性との恋愛でした。

和子さんの男性との交際経験は、大学一年生のときに、同級生と半年ほど付き合ったのが、最初で最後。それ以外には交際といえるような経験は一度もありません。

もちろん、和子さんに対して交際を申し込んできた男性は、数えきれないほどいます。それでも、実際に交際にまで至ることがないのです。

27歳を過ぎた頃から、両親やその実家から、縁談めいた話をされることもありました。「好きな人との交際や結婚は自分で決めたい」と和子さんは、それらの話をすべて拒否してきました。

30歳までには結婚をとは思っていますが、全く恋愛ができないままコロナ禍に突入。「せめて35歳までには結婚したい」と思っていたその年齢も間近に迫ってしまっていましたが、今のところ結婚できそうな気配はまるでありません。

そんな和子さんは、最近、人事部に異動してきた圭一さん(仮名・27歳)のことが好きになりかけているのです。久しぶりの恋です。

不器用だからこそ、好きになってしまう

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