恋愛&結婚 キャリア女性が「両思いだと確信したのに」結婚できない本当の理由【後編】

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回のテーマは、今回のテーマは、「この人、私のことを好きかも」と勘違いしてしまうことについて。キャリア女性はこの「勘違い」が非常に多い傾向があります。

国内の大手電子部品メーカーの人事部で働く、和子さん(仮名・32歳)は、5歳年下の後輩社員・圭一さん(仮名)と相思相愛だと確信したまま半年が経過しました。

【これまでの経緯は前編で

「ご祝儀のカンパ、1000円くらいでいいよね」

コワモテの部長に叱責されたとき「僕が和子さんを守ります」と言い切った、後輩社員の圭一さんと相思相愛を確信してから半年が経過しました。

そんなある日、和子さんが出勤すると、隣の席に座る同僚の女性から、「圭一君が結婚することになったので、同僚の皆からご祝儀のプレゼントを渡そうと思うの。一人1000円くらいカンパすれば、それなりにいい感じのモノが買えると思うんだよね」と相談を受けたのです。

驚いた和子さんが事情を聞くと、どうやら圭一さんは5年以上付き合っている彼女がいて、その人とついに入籍することになったとことです。

和子さんにとっては晴天の霹靂です。

頭の中で「彼女がいたなんて知らなかった。それなのに私を守ると言うなんて、どういうことなのか。圭一さんにとって、私は大切な存在じゃなかったのか…」とショックがぐるぐると回ります。

この半年間、和子さんが圭一さんのケアをすれば、素直に受け取り、時には服やヘアスタイルをほめてくれていました。相思相愛だと確信し、時には母のように姉のように恋人のようにふるまってきたのです。

とはいえ、結婚することは事実。祝福の言葉を述べながら、和子さんは圭一さんに「半年くらい前、部長に怒られたとき、私を守ると言ってくれたのはどういう意味だったの?」と聞いてみたのです。

それについて圭一さんは、「ああ、そんなことありましたね」と爽やかに笑います。何も考えていないときの、圭一さんの表情です。

そして「おかしいことはおかしいと言わないといけないし、和子さんを守らないと、僕の立場もヤバいので、あのときは必死でしたよ」としれっと答えたのです。

そこではじめて、和子さんは圭一さんは、まったく和子さんのことを女性として意識していなかったことに気が付きました。あれは単に、彼にとってそうすべきだから、そうしただけで、守ると言ったのも深い意味もなく、そのとおりのことを言っただけなのだと。

思えばこれまで、ずっとそうでした。自分が恋する相手の小さな言動に「愛されている」と思い込んでしまい、相思相愛だと確信したまま、半年から数年が経過することを繰り返していたのです。

恋愛は傷ついたり恥をかいたりするリスクをとらねばならない

1 2