世の中には、会えないから苦戦するのではなく、出会いがありすぎるゆえにもっといい男に出会えるかもという期待と、一生独身かもという不安からどんどん婚活の予定を詰め込む女性達がおります。
出会いすぎ、ひとつひとつのご縁を大事にできずに自分は年を取るのにいい男を探してしまう、婚活の沼。今回はこの悪循環から抜け出すポイントをお伝えします。
●出会いがありすぎて婚活がライフワークになる女たち
こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
婚活という言葉が生まれて10年ほどたち、様々な婚活サービスが生まれました。婚活パーティー、婚活サイト、結婚相談所等。今は簡単に出会うことができるのです。
積極的に出会うことは、結婚の可能性をあげると思います。しかし、婚活の沼にハマり何十人、あるいは何百人もの男性に会ってしまった女性たちはさまざまな男性に会いすぎたことが逆に障害になるのです。
年齢からの焦り。4~5人同時進行して、デートの予定がないと不安。その割にどの男性のことも早い段階で切るため、相手のことを上辺しか覚えていない状況。
婚活サイトにログインして、「いいね!」を調べ、一喜一憂。婚活がライフワークになり抜け出せなくなってしまう婚活依存の女性達は、会いすぎることで理想が高くなることに気が付けません。
●出会うほど理想が高くなる婚活依存に陥る仕組み
例えば、
・真面目で優しくて結婚願望もあるけれども余裕がなく外見の冴えないA君
・清潔感があって気遣い上手で余裕があり結婚を焦ってないB君
・清潔感があってコミュニケーション力もあり結婚願望があるバツイチC君
という3人の男性と会ったとします。
婚活依存の方々は1回会っただけでA君とB君とC君を比較して「もうちょっと余裕があって、清潔感があって結婚願望もある男性がいいんだよな。離婚している人はちょっと。B君をキープしつつ他も男性とも会ってみよう」と、3人の良い点をもつハイブリッドな理想のいい男を探してしまうのです。
そして、一番デート慣れしている男性や見た目で選んだ男性は候補からは外しません。
結婚相談所で知り合って結婚までたどり着く人は、会員全体の10%程度と言われております。この成婚率という数字は相談所を辞めた人の割合です。
結婚する会員はだいたい1年以内でお相手を見つけて卒業していくのですが、何年も在籍して婚活マイスターになってしまう会員も多数おります。