婚活パーティー、合コン、お見合いにどんな服を着て参加していますか?30代40代の婚活女性の中には、20代のころに流行ったモテ服のままという方もいらっしゃいます。その服でいいの?

クローゼットの中の服、もう何年も同じままだったりしませんか?
20代で聞いたモテの正解からアップデートされない30代40代の婚活者
こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
「モテるメイク」「モテる服装」「婚活パーティーの服装」という情報は、いつもどこかで配信されています。大体それらの対象は、リアルタイムで20代後半の女性向けです。
パステルカラーで柔らかい印象の服でナチュラルメイク、唇はグロスたっぷりというのが昔流行ったモテコーデでした。2010年ごろに、ある外資系化粧品ブランドが「婚活リップ」と言って売り出したヌーディーなピンクベージュの口紅がバカ売れしたこともありましたね。
婚活のご相談に来る30代40代の化粧ポーチを見せていただくと、平成が終わった今も「婚活リップ」を発見することがあるのです。その口紅は2010年ごろのアラサー女性がつければ旬だったかもしれません。
でも、20代のころと比較すると血色も悪くなった30代後半~40代女性が令和に塗れば、余計に顔色が悪く見えるのです。
すべての情報は、いつ、誰が誰に向けて、なんのためにというところを読み解かなければ自分の生活にいかすことはできないでしょう。
しかし、婚活がうまくいかなくて「どうすれば結婚できるのか」と必死で正解探しをしてしまう女性たちは、丁寧に情報を読み解くこともなく、自分を責め、手当たり次第に婚活の正解を取り入れ、うまくいかずさらに自分を責めるという悪循環に陥ります。そりゃ~メンタルも病みますよね。
「似合う」がわからない、時代遅れの「かわいい服」を着るアラフォー独身
以前、某大手化粧品メーカーに勤務する方から「美容部員も20歳ごろのメイクを引きずる。初めてお化粧をするときが濃い目の世代はずっと濃いのをよしとして、薄めの世代はずっと薄めをよしとする」なんて話を聞いたことがあります。
流行に敏感であろう美容部員でさえそうならば、女性はみな20歳前後の流行に影響をうけていくのかもしれません。そうだとすると納得するのが、婚活中のアラフォー女性は平成生まれの婚活女性よりずっとぶりっ子なのです。
30代半ば以降の方ほど、2000年代に流行ったエビちゃんOLのようなコーディネートが婚活だと思い込んでいる方が多いもの。
パステルカラー、アンサンブルニット、フレアースカート、ファーやリボン、ビジュー付きの服等……あの時代はかわいい要素を盛り込んだ服が流行りました。
「婚活なんだから白ワンピ」「男性から印象がいいパステルカラー」を着るべきと思い込んで、似合いもしない時代遅れの若作りコーディネートになるのです。結婚相談所の中にも、女性のお見合い写真にこういった若作り詐欺写真を推奨するところがあります。
実年齢が上がるほどに若く見せることに固執してしまう方も多いのですが、実際は年齢相応にした方がずっと良いのに……。