恋愛&結婚 婚活する人は増えているのに、結婚相談所の廃業は多い理由

結婚相談所はどう選べばいいの?……よくご質問をいただきます。相談所の数は増えているのですが、質の低い相談所も多いようです。裏事情を取材しました。

結婚相談所の廃業が多い裏事情とは?

運営10年「成婚優秀賞」受賞の結婚相談所なのに廃業検討中なのは、なぜ?

こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。

マッチングアプリを使ったけれども結婚に至らない……、だからより本格的な婚活をするために、結婚相談所に登録するという方が増えています。

しかし、廃業する相談所も増えているようです。

現在、廃業を検討中という結婚相談所を運営している仲人の佐藤(仮名)さん。「これから結婚相談所入会を検討中の方のお役に立てるのなら」と、匿名取材にご協力いただきました。佐藤さんは仲人歴約10年でA、B、Cの3つの連盟に加盟し、はじめに登録したA連盟と、会員数が多いB連盟からは、それぞれ「成婚優秀賞」を受賞しています。

ちょっとここで「連盟」とは何か説明しますね。小さな結婚相談所が「連盟」に加盟すると、その連盟の会員データベースにアクセスして自社会員のお見合い相手を探せるようになっています。フランチャイズで加盟金を払えば簡単に開業できます。関東に会員が多い連盟、加盟金が安い連盟などそれぞれ特徴があります。

きちんと実績がある結婚相談所なのに、なぜ廃業しなければならないのでしょうか?事情をうかがいました。

結婚相談所の広告解禁により競争激化

佐藤さんは、4年ほど前から廃業を視野に入れるようになったそうです。きっかけは2014年の結婚相談所のテレビCM解禁。大手の結婚相談所がテレビCMを流すようになりました。

それでも佐藤さんは「結婚相談所を知る人が増えるきっかけになっていいかもしれない」と、好意的に受け止めていたそうです。ところが、そのころからマッチングアプリ利用者も増え、伸びたのはマッチングアプリ利用者でした。

佐藤さんが加盟しているB連盟は新規会員を増やすために、新規開業する結婚相談所を増やすことのほうに力を入れ始めたそうです。新たに結婚相談所を開業する方は、料金を下げたり、友達に声をかけて入会してもらうことが多く、開業してすぐ数人入会してもらえるのだとか。まるで保険屋ですね。

佐藤さんの同じ市内にも、結婚相談所が次々に開業しました。

マッチングアプリで婚活を経験して、結婚相談所も検討する方もいますが、テレビCMを流す大手結婚相談所に新規開業した個人仲人もいて、結婚相談所は会員獲得合戦が激化しているのだそうです。

1 2