忙しくて気が付いたら30代半ば。効率よく婚活するために結婚相談所を使おうと思っているあなた、要注意!相談所は選び方を間違えるとお金と時間が出ていくにもかかわらず、全く婚活がうまくいかなくなることもあるのです。
高学歴向けの結婚相談所に入った高学歴女性の失敗談をお伝えします。

30代になるまで自分を普通と思っていた高学歴独身女性
こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。
仕事に忙しく気が付いたらこんな年齢。慌てて婚活したけれどもうまくいかず苦戦。その間にも時間は過ぎ、若さが失われて余計に焦って不安になる……。
そんな時、人は甘い話に弱くなるものです。
恭子さんは旧帝国大卒という高学歴。割と高い給料を貰いながらハードワークをこなし、気がついたら30代半ばだったそうです。そこで自分に合っているのかなと思って高学歴専門の結婚相談所に入会することに。かつて男性から「●●大学なんだ。すごいね」と引き気味で言われたことがあり、自分の学歴が婚活の障害になるのではないかと考えたためでした。
しかし、実際はそこの結婚相談所に入っても、お見合いが成立するのはかなり年上や、郊外の実家で親と暮らし、1時間半以上かけて通勤しているような人ばかりでした。年齢のせいなのかと思っていたのですが、結婚相談所が主宰する婚活パーティーに参加した際に他の参加女性と話をしたら、その方は私立女子大卒の一般職だったそうです。
不信感を持ってそこの相談所は籍だけ残して休会し、恭子さんは私のもとにご相談にいらっしゃいました。
そもそも高学歴等、ハイスペックに効率よく出会える結婚相談所はない
結婚相談所は通常、●●結婚相談所連盟、△△仲人協会といった連盟に加盟し、独身者のデータベースを共有しています。A社という結婚相談所の会員が女性10人、男性15人しかいない場合、自社内でしかお見合いできないとすぐ出会いは尽きてしまうのです。そこで、連盟のデータベースに会員が登録することで、同じ連盟内で相手探しができるのです。
結婚相談所が高額であるのは、A社に支払う料金の中には、A社が連盟に支払う加盟料も含まれているからです。
結婚相談所の中には「医師専門」「高学歴専門」などスペックの高い人に効率よく出会えるように見せている所が多数あるのですが、そうした結婚相談所に入会してもそこが加盟している連盟内でお見合い相手を探すことになります。そのため、高学歴専門の結婚相談所に入っても、効率よく高学歴の方に会えるわけじゃないのです。同じ連盟に加盟しているところならば、どこの相談所に入っても会員数も所属会員も同じ。
だからといって、どこの結婚相談所でも同じというわけではありません。サポート、料金、担当者との相性、お見合い時のルールなどが変わってきます。