恋愛&結婚 【セカンド女子】仕事もプライベートも頼られたい!承認欲求を埋めてくれた彼に与えられたポジションは“母親”~その2~

2つ目に派遣されたのは今勤めるところとは違う、広告代理店。そこである男性と出会います。

「彼は2歳下の男性で、バツイチの独身でした。彼は営業スタッフをまとめるグループ長みたいなポジションで、仕事ができて、アナウンサーみたいなシュっとした雰囲気があって、最初から意識していましたね。私以外にも、彼を狙っている人が多そうな感じでした。私は何とか彼とお近づきになろうと、さらに仕事を頑張りました。毎朝9時出社だったけど、8時過ぎに出社して掃除やコピー用紙の補充など率先して行なったし、残業も自ら志願していました。残業することで彼と帰る時間が一緒になり、私から誘って何度かご飯に行ける機会もできましたね。

でも、こんなに頑張ったのに、私の派遣はまた2年半ほどで終わってしまいます。地味なあの子がなぜ残れて、私が残れないことが納得いかないことばかりでした。唯一いいことといえば、会社を変わってから彼から連絡が来るようになったことだけでしたね」

彼と2人で会うようになり、そこでいい雰囲気になった時、彼から一度目の結婚について話されたと言います。

「全く知らなかったんですが、彼には子供がいて、奥さんと暮らしていると言われました。そして、『好意はあるけど、付き合ったりとかじゃなく友人関係でいよう』と。彼は止めたつもりだったようですが、好意があるという言葉が嬉しすぎて、その後私から誘って男女関係になりました。冷静になってから、彼に一度だけ確認したことがあるんです。もう一度結婚する気はあるのかと。彼は『今は考えられないけど、ある』と言いました」

その後、週に1~2度彼が佳代子さんの自宅にやってくるような生活が続きます。そこで佳代子さんは尽くし続けたそう。

「彼が来ると連絡が来た日は、彼の好きなご飯を作って、家から出社するだろうから新しいワイシャツも用意して、彼専用の枕や寝間着、今のような春の時期だと花粉症の彼のために高い空気清浄機も購入しました。私はヨーグルトが好きじゃないけど、花粉にはヨーグルトがきくみたいだから冷蔵庫にストックするようになったし。私はどうしても彼と結婚したかったから。一緒にいて心地よい空間を作ろうとして必死だったんです。でも彼は奥さんとの復縁を望んでいて……」

彼とのその後はというと……。

「前みたいな頻度ではなくなっていますが、月に2度くらい彼は家にやってくる関係は続いています。彼の離婚理由は彼が浮気したからで、彼自身は復縁を望んでいるみたいなんです。何で知ったかというと、彼が勝手に話したから。実は居心地いい空間を作り過ぎたのか、私に母性のようなものを感じたのか、彼はなんでも話すようになってしまっています。そうなってから、体の関係も一切ないんです。でも、彼はまだ復縁していないから、完全に断ち切ることもできなくて。私に恋愛感情は今は抱いていないかもしれないけど、この先どうなるかわかりません。もしかしたら私に別の男性ができるかもしれない。今は何にも答えを出せていませんが、もうすぐ40で、何もなしの状態が怖くて、どちらにも進めていない状況です」

「彼は硬めのご飯が好きだから、私は柔らかいほうが好きでも硬めに炊けるように設定しています。彼のたくさん食べる姿を見ているのが好きだから」と佳代子さんは語ります。

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