恋愛&結婚 【セカンド女子】毒母を持つ私と、浮気公認嫁を持つ彼が重なる……。GPS付き携帯を会社に置き、寄り添う始発までの2時間~その2~

その後も同僚としての関係が続きますが、興味本位から始発で帰ろうとする彼を家に誘ったと言います。

「家で母親から無視されていた過去と、彼が奥さんからされていることが重なってしまったのかな。帰りたくなさそうな彼を放っておけなくて。私がリードするかたちで男女関係になりました。私、実はその時が初めて。必死に隠して、頭でっかちになっていた知識だけで挑みましたが、お互いお酒も入っていたのでバレなかったはずです。

彼はその後もちょくちょく家に来るようになって、気持ちは捨て猫に懐かれた感じですかね。その時は彼のことを好きというより、母性みたいなものだったと思います」

しかし、公認していたはずの奥さんから浮気を問い詰められ、彼は朋美さんに別れを切り出してきたそう。

「立場的にはどうしても奥さんのほうが強い。それはわかっていたけど、あんなに虐げられていても奧さんのほうが私よりも大事なんだと、とても辛くなりました。そこでまた、母親に縛られていた自分と重ねてしまって。縛られていることに気づいてほしかった。そこから救い出してあげたかった。でも、本音を言うと、その時には私が彼を失いたくなかっただけ。すがって嫌がってしまうほど、彼のことが好きになっていました」

彼とのその後はというと……。

「彼とは、今は友人関係になりつつある感じですね。私とは体の関係もなくなってしまいました。あれ以来奧さんとの関係はあるみたいで、私との行為は罪悪感があるんだそうです……。昔、母に予備校と嘘をついて遊びに行っていた罪悪感と被りますよね。でも、彼は私のことも必要としてくれています。私は周りの目を気にして、彼との関係を続けるために会社を辞めました。彼は週に1回ほど家に来て、始発までは一緒にいてくれます。でも、彼の携帯にはGPSがついているので、会いに来てくれるのは深夜から始発までの2~3時間くらい。会社に携帯を置いてくるので、始発間際に携帯を取りに行くなど私の家と会社を往復しています。それほどしても会いに来てくれる。今はその気持ちだけで十分です」

「抑止力も考えて、奥さんは彼の目の前でGPSのアプリを入れたそう。縛り方も私の母親と同じ」と朋美さんは言います。

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