恋愛&結婚 【セカンド女子】「好きな人ができた」は私のセリフ。30代を捧げた不倫関係の終止符は私が打つ~その2~

付き合いは2年~3年と続いていきますが、社内の噂になり、一度目の別れが訪れます。

「みんなは事なかれ主義というか、部署には男性が多かった分、どうでもいいと思っている人が大半だったと思います。でも、私のことを気に入って、忠告してくるような面倒くさい男性が現れてしまって。不倫なんて当事者同士の問題なのに、何の感情もない人に注意されても本当にどうでもいい。大きなお世話です。そんな迷惑な思いにイライラしていたからその男性に冷たく接してしまい、報復として上司に告げ口されたんです。上司は会社に報告せずに彼だけ呼び出しての注意で終わったみたいなんですが、そのことで彼がビビってしまって。別れを切り出されました。私は一度は別れを受け入れたんですが、その後もどうしても彼のことを諦めきれなくて」

ゆり子さんは退職という行動を起こします。

「彼に相談もせずに会社を辞めました。彼とは離れた後もメールのやりとりを続けて、何度か友人として食事を重ねて、男女関係に戻りました。それからも彼とは何度も別れ話をしましたし、2度ほど別れています。でも、お互い寂しいのか連絡を取り続けてまた復活してしまう。その間ずっと家庭の話は一切持ち込まないでと伝えていたので、彼の家がどうなっているのかは一切知りません。あくまでも表面上は普通のカップルのように。周りの影響ではなく、2人の感情で付き合ったり離れたりしていたんですよ」

彼とのその後はというと……。

「実は2年前に彼から『好きな人ができた』と、振られそうになったことがあります。普通のカップルみたいにとは言ったものの、そこは許せるわけありませんよね。ここまで30代をほぼ捧げて、それは私のセリフだという思いを隠しながら、必死にすがりました。彼は折れてくれましたが、その女性との経過が心配なので、彼の予定はそこから逐一チェックするようになりました。そして、私は婚活もするようになりました。どうしても彼を私から振りたい。『好きな人ができた』と言ってやりたいという気持ちだけで、彼と一緒にいる感じです。今でも好きなのか、もうよくわかりません」

「彼のシャツストックは増えていくばかり。それを捨てることもまだまだできません」とゆり子さんは語ります。

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