恋愛&結婚 【セカンド女子】グイグイ来る人に弱い…彼女がいる男性とのつきあいが止められない~その1~

20~30代の独身女性の彼氏がいない率が50%を超える今。いつの間にやら少数派になった彼氏持ちの女性の中には、彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちがいます。彼女たちが本命になれない原因は何なのでしょうか……。彼女たちの過去の恋愛から、その原因を探っていきます。

☆☆☆

今回お話を伺ったのは、都内にある商社で派遣社員として営業事務の仕事をしている小泉明日香さん(仮名・36歳)。鎖骨まである黒髪はふんわりと巻かれているようなカールがついており、無動作に一つに束ねられています。服装はタイトな黒のタートルネックに、グレーのワイドパンツを合わせていて、アクセサリーはなし。カバンもカジュアルブランドのシンプルなトートバッグで、化粧気もあまりなく、知人を介して知り合った関係で初対面ではなかったものの、伏し目がちで数えるほどしか目は合いませんでした。おとなしそうな印象のある明日香さんですが、そんな彼女のセカンド気質はどこにあるのか――。生い立ちや、学生時代の恋愛から話を伺っていきます。

「出身は都内で、両親と1歳下に妹のいる4人家族です。家族仲は両親の気分によって、小さい頃から左右されていました。両親はケンカばかりする時期と、娘たちを放って2人で出かけてしまうほど仲良しな時期がほぼ交互にあって、仲良しな時期に大型連休が重なるとどこかに連れて行ってくれたりするんですが、逆だと祖父母の家に1か月預けられることもありました。

うちの両親は母親のほうが8歳下と年齢差があるからなのか、いつまでたっても落ち着かなくて、ずっと恋人同士みたいで。そんな感じなのに、離婚の話がでることは一度もありませんでした。だから余計、本気で揉めてるようには見えなくてただ鬱陶しいだけでしたね」

初めて彼氏ができたのはいつですか?

「高校生の時に、小さい頃からの幼馴染と付き合いました。彼は私と同い年で、小さい頃から意識していたわけではなかったんですが、好意を示されていくうちにほだされちゃって。付き合っていた期間は1年ほどだったんですが、その間まったく何もなくて。一度私から迫ったことがあるんですが、それさえも拒否されてしまいました。話し合いで幼馴染に戻ろうという話になったんで、揉めてはないんですが、後々彼から無性愛者であることをカミングアウトされました。今でもたまに連絡を取り合う関係なんですが、同性の友人のような関係ですね」

高校を卒業後に短大に進学。そこではあからさまな上下関係があり、明日香さんは部下のような気持ちで2年間を過ごしていたと言います。

「各学部の派手な女の子数人が集まったグループができていて、その子たちが何かするわけではないけど、頼まれごとは絶対にしなければならない義務みたいなものでした。講義に出席した時には紙が配られて、そこに名前を書いて最後に先生に渡せば出席したことになるんですが、それの代返を頼まれたら彼女たちの名前で出さないといけない。1人1枚なので、頼まれた人は欠席扱いになる。20歳前後になってもこんないじめみたいなことがあるんだなって思いました。でも、彼女たちもバカじゃないのか、1人に頼むんじゃなく、授業によって別々の人に頼むから、みんな1~2度なら我慢してしまうんです。そんな空気に、私も従っていました」

好きじゃなかった男性に押し切られ、付き合うことになったことも

1 2