恋愛&結婚 【セカンド女子】元妻から浮気相手に降格……妊活地獄で別れた元夫と再び恋愛関係に~その1~

20~30代の独身女性の彼氏がいない率が50%を超える今。いつの間にやら少数派になった彼氏持ちの女性の中には、彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちがいます。彼女たちが本命になれない原因は何なのでしょうか……。彼女たちの過去の恋愛から、その原因を探っていきます。

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今回お話を伺ったのは、都内にあるネットショップの運営スタッフとして働く黒川みゆきさん(仮名・35歳)。みゆきさんの現在の仕事スタイルは、週に2回の出社と在宅を交互に繰り返す週4勤務。コロナ禍は関係なく元々週4通勤だったようで、この仕事の他にフリーとして自宅で行なえるデザインの仕事も請け負っているそうです。ゆっくりと話すところからおっとりとした印象を受けますが、顔立ちはハッキリとした美人な女性です。見た目と話し方にややギャップを感じますが、そんな彼女のセカンド気質はどこにあるのか――。生い立ちや、学生時代の恋愛から話を伺っていきます。

「出身は東京でも田舎に入るところで、両親と2歳下に弟のいる4人家族です。母親は専業主婦で、家事以外の時間をすべて子どもに注いでいるような人で、とても口うるさかったです。習い事もピアノ、水泳、塾、習字、英会話を習わされていて、小学校の頃は放課後に友達と遊んだ記憶なんてほとんどありません。何度か反抗して習い事をさぼって遊んだことがあったんですが、出席のスタンプカードでバレて、すごく殴られたことがあって。昔は虐待なんて言葉はそんなになくて、親に手を出されても当たり前の時代だった。だから、我慢するものだと思っていました」

初めて彼氏ができたのはいつですか?

「中学2年生の時に同級生と付き合いました。私は反抗期がとても長くて、中学時代はずっと親との仲はすごい険悪でした。付き合ったのは親への反抗心からです。別にちっとも好きじゃなかったけど、好きと言ってきてくれた子と、一通りのことを早く経験して大人になりたかった。家に帰りたくない時は、その男の子の家にずっといましたね。彼の親は放任でうるさくなかったので。

別れたのは、受験のことで母親と大ゲンカになり、母親に泣かれたことがきっかけです。いい高校に入れば、もう干渉しないという約束をしてもらって、勉強に本腰をいれることになり、彼は勉強の邪魔だったから。賢い人だったら一緒に勉強できたんでしょうけど、彼は入れるところに入るといった上昇志向もない人で相乗効果は望めなかった。彼は別れてからも、しばらくはしつこかったですね」

母親が望む高校に無事合格したものの、在学中に落ちこぼれてしまうという挫折を味わいます。すっかり勉強へのやる気を失ったみゆきさんは高校を卒業後に、寮完備の就職先を見つけて家を出たそうです。しかし、そこには母親以上に干渉してくる人たちばっかりだったとか。

「就職で名古屋に出たんです。都内にも寮完備のところはありましたが、家が通勤圏内だと入れてくれないところばっかりだったから。エステの仕事です。寮は普通のアパートを会社が借りているものだったんですが、そこの人間関係がとにかく密で……。接客なのでシフト制で仕事の前後は絶対にレッスンが入る。そして週に1、2度の休みには先輩や同期たちとほとんどの時間を一緒に過ごさないといけなくて。それが当然のようで、別行動できる雰囲気じゃなくて、まったく1人になる時間がありませんでした」

女友だち沼を抜けるために、恋活を開始

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