恋愛&結婚 【セカンド女子】元カレが悪評を撒き散らす…女を弄ぶ歪んだ男の友情~その1~

20~30代の独身女性の彼氏がいない率が50%を超える今。いつの間にやら少数派になった彼氏持ちの女性の中には、彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちがいます。彼女たちが本命になれない原因は何なのでしょうか……。彼女たちの過去の恋愛から、その原因を探っていきます。

☆☆☆

今回お話を伺ったのは、都内にある美容サロンで接客の仕事をしている石川泉美さん(仮名・29歳)。職場はコロナ禍で一時は開店休業状態に陥ったこともあるそうですが、お客さんは徐々に回復してきているとのこと。明るめの茶髪のショートカットに、パッチリとした丸い瞳からかわいらしい雰囲気があり、接客業だけあって人当たりの良さも伺えます。一見モテそうに見える泉美さんですが、彼女のセカンド気質はどこにあるのか――。生い立ちや、学生時代の恋愛から話を伺っていきます。

「出身は埼玉県で、両親と2歳下に妹のいる4人家族です。学生時代は男女グループで過ごすことも多くて、男友達も多いタイプでした。学校には女子だけのグループももちろんあったけど、同性とか異性とかどうでもよかったんですよ。男子のことをまったく意識していないし、されていなかったから。小学生の頃は、男の子とケンカもしたことがあります(苦笑)。逆に『〇〇君が好き』という女子たちの会話には、一切入っていけませんでしたね」

初めて彼氏ができたのはいつですか?

「高校生の時に、隣のクラスの男の子に告白されて付き合いました。その子とは顔は知っているだけでまったく会話もしたことがなかったけど、生理的に無理じゃなかったから、付き合っている中で好きになればいいかなと思って。でも、実際に付き合ってみると、触ってこられたり、女だと意識された視線などが気持ち悪くて仕方なかったです。2か月にも満たない感じで、生理的に無理になって別れました。別れる理由として“気持ち悪い”なんて言えないから他に好きな人ができたと嘘をついたんですが、それが悪かったようでしばらくは酷い奴だと噂が回ってしまいました。誰かと付き合うとこんなに面倒臭いことになるんだと、これ以外で高校時代に彼氏を作ることはなかったですね」

高校を卒業後は美容専門学校へ進学。そこでも、恋愛に嫌悪感を抱くことがあったと振り返ります。

「クラスの男女比が3対7くらいで、どう見たって雰囲気だけの男子がモテていて、クラス内の女子がそんな男を取り合っているんです。取り合っている女の子がいるグループ同士の仲が険悪になるまでに発展して、関係ない私たちにとってはただの迷惑でしかない。2人一組でお互いのヘアやメイクをし合ったりすることがあるんですが、毎回同じ人ではなくて交代して行なうため、関係ない私たちが誰を選ぶのかが焦点にされることもあって……。もう面倒くさいことばっかりでした。

専門学校時代は大学に進学した高校の同級生の紹介で1人だけ付き合ったことがあるんですが、それも時間を割いてまで会いに行きたいと思うようなものではなくて、すぐ別れました」

美容院でいじめに遭い退職。時間を持て余したせいもあり、またも好きではない元同級生と付き合うように

1 2