恋愛&結婚 【セカンド女子】離婚時の辛い思い出も忘れた頃に再会。元夫の都合の良い女に成り下がっても1人よりは……~その1~

大学はギリギリ卒業できたものの、就職活動を真剣に取り組まなかったことで希望の職種とはいかないまでもなんとか正社員として採用されます。Web関連の広告を扱う企業で営業事務として働き出し、そこで知り合った男性と恋愛関係になります。

「彼は4歳上の同じ営業グループの先輩でした。会社の営業部はグループ分けされていて、そこで既存の顧客を別々に管理していました。入社して2か月ほどで恋愛関係になりましたね。お互い最初から良いなって思っていて、仕事の体裁でプライベートの連絡先を交換した後は、プライベートの内容ばかりで連絡を取り合うようになって、相手からの告白で始まりました。そして、付き合って2年で彼と結婚することになったんです」

24歳でプロポーズを受けたときは戸惑いこそあったものの、嬉しさのほうが勝り承諾。結婚前に梓さんは仕事を辞めます。

「仕事はずっと辞めたかったんです。ずっと営業のサポートだと思っていたのに、電話営業をさせられていて、それに対してノルマがあって、こなせないことが多くなっていたので。プロポーズを受けたときも嬉しかったけど、仕事を辞められるかもと打算的な考えも少しはありました。それに今は少なくなったかもしれませんが、当時は結婚したら会社を辞めるという流れもありました」

しかし、結婚生活は3年半で破綻。些細な不満が先に爆発したのは相手のほうだったそう。夫は仕事を辞めて、海外へ行く決意を伝えてきたと言います。

「結婚してから一緒に住み始めたので、やっぱり生活のリズムの違いへの不満は誰もが少なからずあると思います。でも、別れるほどじゃなかった。それなのに、夫の中で我慢できなかったんでしょうね。事後報告で仕事を辞めたと伝えられて、この先は海外に行くと。最初は何を言っているのかさえ理解できませんでした。離婚については半年ほど揉めて、結局働かない夫に嫌気が指して最後は私が離れたくて仕方なくなったんです」

別れた直後は二度と会いたくないと思っていた。

やりがいの感じられない仕事に、続かない付き合い。その寂しさを埋めてくれたのは元夫だった。~その2~に続きます。

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