恋愛&結婚 【セカンド女子】離婚時の辛い思い出も忘れた頃に再会。元夫の都合の良い女に成り下がっても1人よりは……~その2~

彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちに迫る今企画。そのセカンド体質の原因を探ります。~その1〜はコチラ

今回お話を伺ったのは、都内にある通信会社で派遣社員として働いている梓さん(仮名・38歳)。肩のラインで整えられた髪はツヤツヤで、肌にもハリがあり、スレンダーな体型からも意識の高さが感じられる女性です。出身は埼玉県で、両親と3歳上に姉の4人家族。高校のいじめが原因でニートとフリーターの中間のような生活を続ける姉に代わり、いい大学を出てちゃんと就職します。プライベートでは24歳で結婚するも、28歳のときに事後報告で会社を辞めて海外放浪に出ると言い出した夫と揉めて離婚することに。人生の挫折を味わったと振り返ります。

「離婚なんて絶対にしたくなかったんです。一緒に暮らしていく間に不満はあったものの、それは朝起きる時間や掃除など生活のことで、別れる理由になるものでもなかったですから。でも、夫はそうじゃなかった。別れる別れないで話し合いはずっと平行線だったんですが、仕事を辞めてから全く働かなくなった夫に私が我慢できなくなって。当時はパートに出ていたけど、お金で不安になる毎日でしたから」

離婚後は夫からもらったお金で1人暮らしを始め、派遣で働くことに。そこからは挫折ばかりだったと振り返ります。

「財産分与という名目でもらったお金と結婚する前までに貯めていたお金がそこそこあったので、実家に戻りませんでした。親は姉だけで精一杯なのに、お前もかって思われたくなくて。今さら親に甘えられないですよ。仕事は正社員で探していたんですが、なかなかうまく見つからなくてつなぎのつもりで派遣の仕事を始めました。仕事を始めたときには、正社員で採用されないことが続いていたし、さらには入った会社が社員と派遣の差がすごくあるところで……。前の職場でやっていた仕事さえも任せてもらえずにずっと数字を入力していくような誰にでもできるような仕事ばかりでした。採用されないこと、誰でもできる仕事を続けていくしかないことで完全に心が折れていましたね」

異性に対しても以前のような短期間の付き合いしかできないようになっていったと言います。

「再婚なんて考えられるときじゃなかったけど、とりあえず1人になりたくなくて、適当な出会いからの付き合いを続けていたんですが、すぐにダメになるものばかりでした。でもこっちも変なプライドがあるからその程度の付き合いですがりたくもなくて。受け身の恋愛を続けたまま30代半ばに入ると、付き合うということ自体がなくなっていきました」

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