恋愛&結婚 【セカンド女子】会う場所で彼女の有無を察知できるほどに……。セカンド歴10年、願いは彼女にのし上がることだけ~その1~

20~30代の独身女性の彼氏がいない率が50%を超える今。いつの間にやら少数派になった彼氏持ちの女性の中には、彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちがいます。彼女たちが本命になれない原因は何なのでしょうか……。彼女たちの過去の恋愛から、その原因を探っていきます。

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今回お話を伺ったのは、都内にある病院で医療事務兼受付の仕事をしている遥香さん(仮名・37歳)。遥香さんが働くのは3つほどの専門科が集まっている病院で、コロナ禍で一時はピリピリしていた職場ですが、コロナ患者の対応はしていないため今は少し落ち着いてきているそう。目が大きく美人な女性で、話し方などはおっとりとしており品の良さを感じます。そんな彼女のセカンド気質はどこにあるのか――。生い立ちや、学生時代の恋愛から話を伺っていきます。

「出身は新潟県で、両親との3人家族です。父親は仕事が忙しくほぼ子育てには参加していなかったんですが、母親が躾にうるさくて、厳しく育てられました。学校の成績というよりも、箸の持ち方や姿勢、言葉遣いなどです。学校の勉強とは別に字が綺麗なほうがいいという母親の教えから毎日夜に硬筆と毛筆の練習をさせられていました。おかげで今は姿勢や字を褒められることが多いですが、当時は窮屈で仕方がなかったです」

初めて彼氏ができたのはいつですか?

「大学に入ってからですね。高校までは門限があったり、遊びに行くときも相手の名前、連絡先を母親に伝えていかなければいけなかったので、特に何もありませんでした。気になる男の子はいたけど、一緒に帰っただけでも母親に対する罪悪感がすごくて。今思うと全然悪いことじゃないのに、異性と遊ぶことさえ悪というように洗脳されていたんですよね……。

大学は必死に勉強を頑張って、都内にある有名私大に入りました。母親は家を出てまで大学に行くことに対していい顔はしなかったけれど、父親が応援してくれたんです。東京で1人暮らしを始めて、最初に参加した合コンで知り合った男性と付き合いました。その人が好きだったというよりも、好意を示されて流されたという感じです。何度かデートはしたんですが体の関係を持った直後にフラれて、よくわからないまま終わったという感じでしたね」

同じ大学で好きな人ができたこともあったそうですが、その男性とは話すことさえできず。友人からの助言で男性に慣れるために合コンを繰り返したと言います。

「良いように言ったら箱入り娘で、異性に対しての免疫がまったくなかったんです。最初の恋愛も会話が弾んだ記憶なんて一切ありませんし。同じ大学で友人の友人として知り合った同い年の男の子のことが好きになったんですが、同じグループにいたのに2人で会話したことはありませんでした。何度か2人きりになっても何を話していいのかわからずに沈黙が続くだけ。そんな状況を見かねた友人が何度も合コンに誘ってくれて、徐々に男性への耐性をつけてはいったんですが……」

美人が故に一度はデートに誘われるが……

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