恋愛&結婚 特別の存在になった彼は、どんなに最低でも許せてしまう。メンヘラセカンド女子ができるまで~その1~

20~30代の独身女性の彼氏がいない率が50%を超える今。いつの間にやら少数派になった彼氏持ちの女性の中には、彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちがいます。彼女たちが本命になれない原因は何なのでしょうか……。彼女たちの過去の恋愛から、その原因を探っていきます。

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今回お話を伺ったのは、都内にある保険会社で派遣スタッフとして働いている由紀さん(仮名・32歳)。営業事務の仕事をしており、持ち出しできないデータを扱うこともあって、今もフル出社を続けているとのこと。目が小さいことがコンプレックスだと由紀さんは言いますが、綺麗な黒髪と色白の美肌の持ち主で男性受けしそうな可愛らしい印象を受けます。そんな彼女のセカンド気質はどこにあるのか――。生い立ちや、学生時代の恋愛から話を伺っていきます。

「出身は都心寄りの埼玉県で、両親と5歳上に兄がいる4人家族です。私の家はさまざまなトラブルこそありましたが、ずっと仲は良いです。トラブルとは2年ほど父親が帰って来なかったり、父親が無職になって主夫になり代わりに母親が働きに出たり、父親が事業に失敗して借金を作ったことにより極貧生活になったり……などです。すべて父親が発端なんですが、母親が明るい人で家族をまとめてくれたおかげで離散することもなく。今は兄も私も家を出て、家のローンや借金の残りは兄が払い切ってくれたので、両親は2人で仲良く自由に暮らしています」

初めて彼氏ができたのはいつですか?

「高校生のときにアルバイト先の社員だった7歳上の男性と付き合いました。そのときは極貧生活中で、その人がシフトなどを管理していてよく優遇してもらっていました(苦笑)。ちゃんと好きな気持ちはあったんですが、時折見せるベタベタしてくる感じは苦手でしたね。大人な男性が甘えてくるのが受け入れられませんでした。彼とはバイトを辞めるまでの2年ほど付き合いましたが、私が大学へ進学してからはお互い時間が合わなくてそのままフェードアウトしてしまいました。久しぶりに元バイト仲間とお店に行ってみたらすでに辞めていなくなっていて、そこからずっと音信不通のままです」

極貧生活でも大学に行けたのは祖父母のおかげだと言います。

「高校卒業後は働くつもりだったんですが、家族はもちろん父方の祖父母も大学進学を勧めてくれて。奨学金に頼ることなく、祖父母がお金を出してくれました。周りもほとんどが進学だったので実際は私も大学に行きたかったから嬉しかったですね。その分、必死に勉強を頑張りました」

社会人になり、本気で好きになった人と初めて付き合うとメンヘラ女子に

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