恋愛&結婚 特別の存在になった彼は、どんなに最低でも許せてしまう。メンヘラセカンド女子ができるまで~その1~

元々賢かった由紀さんは有名大学へ進学。在学中は勉強にアルバイトと忙しく、恋愛は何もなかったと振り返ります。

「たまに合コンに参加することはあって、その中で仲良くなった男性と2人きりで食事に行くこともあったけど特に進展もなくて、振り返っても思い出すような男性はいません。友人には恵まれたので男性も校内にはいたはずなのにほぼ女の子ばかりで連んでいましたね。周りにも彼氏がいない子ばかりだったので、居心地が良くて。そんな地味な4年間でした」

就職活動も精力的に取り組んだことで、出版社に採用されます。そしてそこで取引先だった男性のことを好きになり、付き合うことに。しかし付き合っていた期間は楽しいことばかりじゃなかったと言います。

「受かった出版社では街ネタなどの雑誌を担当していて、最初は先輩のアシスタントとして数冊を抱えているような状況でした。最初に担当した雑誌で、メインのデザイナーのアシスタントとして打ち合わせに来ていたのが、のちの彼です。彼は年齢は1歳上で、顔はそこまで男前ではないもののスラッとした長身でオシャレな雰囲気イケメンで、ほぼ一目惚れでしたね。アピールというわけでもないんですが、彼に会うときにはオシャレをしたり、頻繁に差し入れをしていたこともあり、周りに私の気持ちがバレバレで、それを知った彼が私の気持ちに応えてくれた感じです。最初はパソコンメールで食事に誘われて、3度目の食事で付き合うことになりました。

付き合ってからは半年ほどは幸せだったんですが、彼の付き合った直後に比べて会う頻度が徐々に落ちたり、仕事を優先させられることが増えたことで、冷められたのでは?と不安に思う気持ちが私の中でどんどん大きくなってしまって。『前はもっと会ってくれた』とか不満をぶつけてしまうようになり、会う度に一方的な怒りを彼にぶつけ続けていました。それでも彼は受け止めてくれていたのに、そんな付き合いに私自身が疲れてしまって、私のほうからサヨナラを言ったんです……」

どうして今までできたことができないのかと相手を責め続けた。

別れを自ら選択したものの忘れられないまま2年が経過。その後あるきっかけから、別れてから初めて2人きりで会うことになり……。~その2~に続きます。

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