恋愛&結婚 特別の存在になった彼は、どんなに最低でも許せてしまう。メンヘラセカンド女子ができるまで~その2~

彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちに迫る今企画。そのセカンド体質の原因を探ります。~その1〜はチラ

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今回お話を伺ったのは、都内にある保険会社で派遣スタッフとして働いている由紀さん(仮名・32歳)。綺麗な黒髪と色白の美肌の持ち主で可愛らしい印象を受ける女性です。出身は埼玉県で、両親と5歳上に兄がいる4人家族。

小さい頃から父親に苦労させられる人生だったそうですが家族仲はいつも良く、由紀さん自身も明るい性格の持ち主。社会人になり、一目惚れしたのは1歳上の取引先の男性で、片思いから付き合うことになるなど楽しい恋をしているはずが、実際は不満や不安の連続で、人生で一番暗い時期だったと由紀さんは当時を振り返ります。

「半年ぐらいはいつも一緒に居て、約束をしていない日もどちらかが会いたいと連絡していた感じでした。それが彼からなくなり、私よりも優先するものが増えていった。彼は『好きだけど、気持ちが落ち着いている状態』だと言いましたが、冷められたんだと毎日が不安でいっぱいになり、その不安を彼にぶつけてしまうようになっていました。彼はその不安を受け止めてはくれましたが、私だけが必死な気がして、その温度の違いを痛感するようになってしまって。逃げ出すように私からサヨナラを言いました」

彼は由紀さんからの別れを素直に聞き入れ、別れることに。そのことにも不満があり、一時期は憎しみさえあったと振り返ります。

「面倒臭いんですが、嫌だって言ってほしかったんです。そんなにあっさり別れるということは、やっぱりあんまり好きじゃなかったんだって思い込んでしまって。それに別れた後に仕事で会うときも彼は普通の態度で、こっちだけなんで気にしないといけないのかって毎日彼のことを思い出してはイライラしていましたね……。

別れたときには、アシスタントという立場ではなく1人で仕事を担当していたので、定期的に彼の事務所に頼むような仕事を別のデザイナーさんにお願いしたこともありました。できる限り、彼のことを視界から外さないと忘れられないと思っていたからですが、今振り返ると、公私混同の最低な行為だと後悔しています」

別れてから2年経っても彼のことが忘れられなかったという由紀さん。そんな中、彼のことを引きずっていることを知っている先輩から、彼には新しい彼女がいる事実を伝えられたそう。そのとき、別れてから初めて彼に連絡を取ったと言います。

「別れてた期間に彼が何をしていたのかなんて知りませんが、伝えられたことでリアルになり、咄嗟に嫌だって強く思い、連絡をしていました。彼は私との関係はすっかりいい思い出になっているかのような普通の対応で、飲もうという誘いにもすぐにOKしてくれました。そして、別れてから2人で初めて会い、その場でもう一度告白をしました」

友人っぽく接してきた彼だったが、2回目にはあるものを持参してきて……

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