恋愛&結婚 素敵な彼氏を見つけたと思ったのに、みんなに愛をささやく博愛主義者だった~その1~【セカンド女子】

20~30代の独身女性の彼氏がいない率が50%を超える今。いつの間にやら少数派になった彼氏持ちの女性の中には、彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちがいます。彼女たちが本命になれない原因は何なのでしょうか……。彼女たちの過去の恋愛から、その原因を探っていきます。

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今回お話を伺ったのは、都内の自宅で仕事をしている、複数社と契約を結ぶ売れっ子ライターの香澄さん(仮名・34歳)。コロナ禍の前後で大きな生活の変化はなく、取材以外は自宅で原稿を書き続ける日々とのこと。緩いカールがかかったボブヘアはクセ毛だと言いますが、首回りのカールは女性らしさをアップさせています。丸顔や大きくて色素の薄い茶色の瞳からは、年齢よりも幼い感じがします。そんな彼女のセカンド気質はどこにあるのか――。生い立ちや、学生時代の恋愛から話を伺っていきます。

「出身は大阪府で、両親と5歳下に妹のいる4人家族です。昔は男勝りな感じで、ずっと外にいるような年中日焼けした子でした。小学校のときは学校外のソフトボールのスクールに、中学ではソフトボール部に所属していて、あの頃がピークに焼けていましたね(笑)。ソフトボールは父親がしろって言ったからやっていただけで、高校でも1年の途中までは部活に入っていましたが、友達と放課後に遊ぶような生活に憧れて、親に内緒で辞めました。バレたときはすごく怒られました。私の家は父親が私にだけ厳しくて、妹に優しく接していることに対していつもイライラしていました。とにかく家を早く出たい、父親から離れたいって思っていましたね」

初めて彼氏ができたのはいつですか?

「高校のときに1歳上の先輩と。彼は私と同じ中学で同じソフトボール部だった先輩の友人として知り合いました。何度かみんなで遊び、そこから誘われるようになって2人で会うようになり、そういう行為があって、相手の告白を受けて付き合うようになりました。付き合ってからは、キューピットになってくれた女の先輩とは疎遠になってしまいました。最初は気を遣ってくれているのかなと思っていましたが、部活の集まりなどに顔を出すと、私がその先輩の好きな人を取ったことになっていて……。同級生たちは私の味方になってくれましたが、先輩たちには疎まれて、そこから大人数で集まることはなくなりましたね」

その彼とは1年ほどで破局。理由は受験だったそうですが、そこからもたまに会っては体の関係を持つようになっていたとか。

「受験を理由に私のことをフッたくせに、少し時間があるときなどに私に連絡してくるんです。私もまだ気持ちが残っていたから、呼び出されたら行ってしまうわけで。誘われるがままに体の関係を続けていました。相手からしたら受験の憂さ晴らしに私を利用していたんですよね。そんなことをしていたからなのか、彼は地元の第一志望大に落ち、地方の大学へ進学していきました。そこで関係は完全に終わりました」

社会人になり、やっと恋愛で選べるほうになれたと思った

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