恋愛&結婚 心だけ縛られて、結婚も体も求めない……そんな恋人関係はニューノーマル?~その2~【セカンド女子】

彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちに迫る今企画。そのセカンド体質の原因を探ります。~その1〜はコチラ

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今回お話を伺ったのは、都内にある調剤薬局で働いている結衣さん(仮名・33歳)。少し茶色の髪は毛先が巻かれ、ツヤのある肌に淡い色のリップ、パステルカラーの服装など、全体的に女性らしい雰囲気を感じます。出身は北海道で、両親と2歳下に弟のいる4人家族。不仲の両親の元で育ち、幼馴染と振り返ります。

「浮気を隠さない父親、付き合いに上下関係を強いた幼馴染の元カレ、そして東京で心機一転頑張ろうとしていたところに別れでこじれまくった元カレですから……。そんなに経験はないけど、恋愛に時間を割くぐらいならお金を稼ぎたかったし、そこまで時間を使うものではないかなと。振り返ると恋愛って強制されているものじゃないのに何でみんななんでするのかなってさえ思うようになりました。恋愛に後ろ向きになったことで、もともとあまりなかった結婚願望が一切なくなりましたね。恋愛がうまくいかない限り結婚なんてできるわけないと思っていたし、国の法律で一生一緒にいないといけないと義務付けられる関係ってキツイ……。母親のようにはなりたくないですから」

そこから3年ほどは恋愛をお休みしていたと言いますが、周りのお節介により合コンをセッティングされることもあり、いつからか恋愛に興味ないことを公言するようになったと言います。

「私は調剤薬局で働いて登録販売員の資格も取り、恋愛以外が充実していて恋愛なんてどうでもよかった。なのに周りに女性が多い職場ということもあって、合コンが盛んでよく誘われていました。角が立たないように3回に1回は参加するようにしていたんですけど、うまく断る方法をずっと考えていて。

結果、キャラを作ってしまおうと思いました。でも、恋愛に興味ない!と言い切ってしまうと、同性に興味があるのかとか、変な性癖があるのかと思われることもあったので、『結婚願望はないけど、軽く付き合える人がいればいいな~』と言うようになっていました。結婚適齢期だったので、出会いの場はぜひ他の人を誘ってと言いやすい環境を作って、うまくいったと思っていたんですけどね」

しかし、次に誘われるようになったのは、その日楽しめればいいという出会いの場に足を運ぶ女性たちのグループ。お酒が強くなかった結衣さんでしたが、ここでもうまく断れなかったんだとか。

「まぁ私みたいな考え方の女性は一定数はいますよね。女子会だと誘われた飲み会で、ネイルのサロンを2店舗経営している女社長と出会ったんです。彼女はたった1歳上なだけなのに社長でなんかキラキラしていて、妙に興味を持ちました。彼女は『お店の準備資金は、すべて付き合っていない男性に出してもらった』と言っていて。彼女みたいになりたいと思いました」

バリキャリの女性に触発されて、軽い付き合いをしようとするも……

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