恋愛&結婚 欲しい言葉を欲しいときにくれる……純粋な愛を語る既婚者と離れられない~その2~【セカンド女子】

彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちに迫る今企画。そのセカンド体質の原因を探ります。~その1〜はコチラ

☆☆☆

今回お話を伺ったのは、大阪市内にあるIT関連のサービス業務を行う企業で秘書の仕事をしている千夏さん(仮名・34歳)。丸みのあるショートカットにツヤのある美肌の持ち主でどこか女っぽく、ハキハキと笑顔で話すところからは人懐っこさを感じさせます。出身は兵庫県で、両親と3歳上に姉のいる4人家族。学生時代から一時は異性関係で集団無視を受けることも。持ち前の人懐っこさから若い頃に受けた就職先はすべて紹介で。半年で辞めたカメラマン事務所との関係も良好だと言います。

「カメラマン事務所は男性の所長と私の先輩だった女性の2人という小さなところで、私の予想ですが、2人は恋愛関係だったんじゃないかなと。そこでは先輩の怒りを買わないように一線引いて所長に接していたので、それが良かったのかなと思っています。専門学校時代は彼氏がずっといたものの、事務所で働いていた半年間は自分以外の人に構う余裕なんてまったくなくて。でも、ずっと恋愛はしたかった。その思いが就職先で一気に花が咲いたのかな(苦笑)」

新しい就職先はカタログ、チラシなどの制作会社。デザイン部門や営業部門などさまざまな部署に分かれており、千夏さんは進行などを管理する部署に配属されます。そこでペアを組んだのが8歳上の誠さん(仮名)でした。

「第一印象は大きい人という感じ。背が180センチ以上あって、とにかく大きかったんです(苦笑)。彼は愛想があるタイプでもなく、先輩として空気を読んで雑談をしてくれるときもありましたが、ほとんどは業務以外のことを話してくれない感じでした。最初はそんな愛想の無い人だったのに、徐々に心を開いてくれているのがわかるぐらい打ち解けていって。他の人から『あんなにしゃべるタイプだったんだ』と驚かれたほどでした。そんなところがかわいくて、野良猫を手懐けた感があったというか。私もどんどん彼に懐いていきました」

誠さんには奥さんとお子さんが1人いました。お互い異性として仲良くしているつもりはないものの、きっかけさえあれば……という関係になっていきます。そのきっかけをくれたのが別社員の男性でした。

「一緒にご飯を食べに行くこともあるけど、それ以上のことは一切ない。でも、お互い意識しているからなのかプライベートのことも聞かないし、個人的なメールは交換さえしていませんでした。ご飯のお誘いはショートメールか社内のメール。こっちのほうがバレる危険があるんですけどね(苦笑)。

そんな関係の中で私が社内の別の男性からよく食事に誘われるようになって。なんだか嫌だなって思ったときに、誠さんだったら嫌じゃない理由を考えてみたんです。好きかもしれないと。誠さんも私が誘われているのを知って、その日にわざと誘ってくるようになり、意識しているのがバレバレの態度になっていきました。あるとき『前とは違う意味で誘っている』と言われて、そのまま恋愛関係になりました」

不倫がバレそうになり、彼は奥さんに軟禁されるも

1 2