恋愛&結婚 浮気の証拠を見つけても、何もなかったことにする女の心境【セカンド女子・前編】

20~30代の独身女性の彼氏がいない率が50%を超える今。いつの間にやら少数派になった彼氏持ちの女性の中には、彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちがいます。彼女たちが本命になれない原因は何なのでしょうか……。彼女たちの過去の恋愛から、その原因を探っていきます。

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今回お話を伺ったのは、都内にあるホームページの制作会社でデザインと進行管理の仕事をしている江里菜さん(仮名・33歳)。本人が強いクセ毛という髪はふんわりショートにしており、大きな瞳とぽってりとした唇から色っぽさを感じます。男性ウケしそうな雰囲気を感じますが彼女のセカンド気質はどこにあるのか――。生い立ちや、学生時代の恋愛から話を伺っていきます。

「出身は都内で、母親との2人暮らしでした。父親は私が中学生のときに父親の不倫によって離婚しています。不倫自体は小学校のときなんですが、そこから何度もあったのか、仲が修復されることがなかったのかは知りたくないので聞いていません。母親はずっと私に父親の悪口を言い続けていたこともあり、私は父親が嫌いで、悪口を言い続ける母親も大嫌いでした。

住んでいるところを離れたくない理由から、離婚後は母親と暮らしていましたが、仲は良いとは今でも思いません。東京といっても郊外のほうなので今は全然帰っていませんね。離婚後に母親には彼氏ができたこともあったんですが、再婚はしていません。その理由を『あんたがいるから』とずっと言われてきました……。母親は結婚生活がうまくいかなったのは父親のせいで、再婚して幸せになれないのは私のせいと、他人のせいにするような人なんです」

初めて彼氏ができたのはいつですか?

「私は父方の祖父母の援助もあって大学に行き、そこで出会った同い年の子と付き合いました。彼のことは好きとかではなく友人として仲が良かっただけなのですが、告白されて嫌じゃなかったので。でも、付き合うってこんなに他人の人生に関わることなんだと、そんなに好きじゃないのに付き合ったことで相手の気持ちや束縛が重すぎて3か月ほどで別れました。

彼とは別れてからもたまに会っては体の関係だけを持つようになりました。相手はまだ好きだからと口説いてくるくせに、行為をした後にはすんなり帰っていく。最後のほうはセフレみたいな関係になり、彼に新しい彼女ができてからもずっと関係は続きました」

体だけの関係だったものの、元カレの彼女に目の前で泣かれるという修羅場も経験しているとか。

「彼女も同じ大学だったので、大学の近くの本屋に待ち伏せされていて、その場で泣かれるという最悪の思い出があります。彼女は友人連れでその友人からは睨まれるし、外からはジロジロ見られるし。私には元カレに気持ちがない分、周囲を冷静に見渡す余裕があって……、恥ずかった記憶しか今は覚えていませんね」

友人関係から恋愛に発展する傾向は、社会人になってからも続く

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