恋愛&結婚 浮気の証拠を見つけても、何もなかったことにする女の心境【セカンド女子・後編】

彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちに迫る今企画。そのセカンド体質の原因を探ります。前編はコチラ

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今回お話を伺ったのは、都内にあるホームページの制作会社でデザインと進行管理の仕事をしている江里菜さん(仮名・33歳)。大きな瞳とぽってりとした唇から、同性から見ても色っぽさを感じる女性です。出身は都内で、母親との2人暮らし。小さい頃に父親の不倫から両親の離婚を経験しており、恋愛には積極的ではなかったそう。相手からのアプローチで友人から恋愛関係にスライドすることが多かったと言います。

「大学時代には友人から恋愛関係になった人が今回話した彼以外にも2人いました。みんな異性として意識していなかったけど、生理的に無理じゃなかったという理由だけで付き合いました。始まりからすごく好きで付き合ったことなんて一度もありません。恋愛ってこんなものなのかなってずっと思っていたし、私は恋愛で自分のペースが乱されることが嫌いでした。他にも勉強や仕事、友人との時間などしたいことがたくさんありましたし。

意識していなかったけれど、恋愛から離婚した両親を反面教師として見ていたのかもしれませんね」

転職先ではデザイナー&進行管理&窓口業務を担当していたという江里菜さん。フリーのウェブデザイナーとして取り引きがあった直樹さん(仮名・28歳)と仲良くなっていきます。

「彼は私が勤める前から事務所でよく仕事を頼んでいたデザイナーで、よくフリーの人たち用の事務所のパソコンを使って仕事をしていたので、他の人たちよりも顔を合わす機会も多くて。細かい修正の場合は、電話やメールよりもこっちもやりやすいので、仕事相手として最初から大好きでした。

彼はデザイナーには珍しい社交的なタイプで最初からガンガン食事に誘われて、事務所に入って2か月目には2人で遊びに行くような関係になっていました」

恋愛関係になったのは事務所主催の飲み会の後。体の関係から始まります。

「事務所の飲み会後に2人で飲みに行って、そこから記憶があいまいで。起きたら彼の家にいたんです。でも、そのときにはまだ関係を持っていませんでした。目が覚めた後に彼は私に朝食を作ってくれたりと彼の家で寛いでいた間にそういう関係になってしまって。初めて行ったのに、彼の家の居心地の良さは実家以上でした」

空気みたいな存在になることが理想だったものの……

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