恋愛&結婚 私がコロナ禍で浮気を黙認し続ける理由【前編】

20~30代の独身女性の彼氏がいない率が50%を超える今。いつの間にやら少数派になった彼氏持ちの女性の中には、彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちがいます。彼女たちが本命になれない原因は何なのでしょうか……。彼女たちの過去の恋愛から、その原因を探っていきます。

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今回お話を伺ったのは、都内のウェブ広告などの運営をする企業で働く美登里さん(仮名・28歳)。胸まである髪を後ろに束ねて、黒目がちな切れ長の瞳に色白の肌を持ち、和風美人といった雰囲気です。少しおとなしそうな印象を受けますが、そんな彼女のセカンド気質はどこにあるのか――。生い立ちや、学生時代の恋愛から話を伺っていきます。

「出身は関西で生まれは徳島県、両親と4歳上に姉のいる4人家族です。父の仕事の影響で小学校の頃までは引っ越しを繰り返していました。徳島生まれですが、赤ちゃんの頃に徳島と香川にいたものの記憶はなし。その後は大阪や兵庫、京都などで小学生の頃を過ごし、父が起業したことをきっかけに中学生から都内で暮らし始めました。家族仲はいいんですが、引っ越しばっかりだったせいか、友人付き合いは不得意ですね。友人がいなかったわけじゃないけど、どこかで一人ぼっちになりたくないという気持ちから、心の底から信頼している友人は大学までできませんでした」

初めて彼氏ができたのはいつですか?

「大学のときに初めて信頼できる女友だちができて、その子の紹介で知り合った男性と付き合いました。最初は好きというよりもその子が勧めるならとりあえず付き合ってみるかという感じだったんですが、付き合っていく中で大好きになりました。

でも、付き合って1年ほどで相手から好きな人ができたと言われてフラれました。すごく悲しかったんですけど、友人がとても親身になってくれて。その子は地方出身で大学の近くに一人暮らしをしていたこともあり、フラれる前後2か月ぐらいは、ずっと彼女の家で生活させてもらって元気を取り戻した感じです。彼女的には自分の男友だちの浮気が原因だったので、責任を感じていたのかもしれませんけど」

友人とは社会人になってからも友情は続きますが、23歳のときに彼女は結婚をし、九州に嫁いでなかなか会えない関係になってしまったとか。

「彼女は学生時代にしていたアルバイト先の一回りぐらい上の社員さんと付き合っていて、卒業後にすぐ結婚しちゃったんです。結婚した後にすぐ旦那さんの地元の九州に行ってしまって……。結婚が決まったときから祝福してあげなければと思いつつも寂しさのほうが強くて、内心『おじさんに盗られた』と思っていました(苦笑)。その後も連絡は取っていて、彼女は地元が関東なので帰省時に会っていたものの、すぐに子どもができて、それからはだんだん会う機会が少なくなっていきました」

広く浅くの付き合いができるようになるために無理を続ける中で……

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