恋愛&結婚 「私はカモだった…」婚活アプリで出会った彼が私と付き合った本当の目的【後編】

今回お話を伺ったのは、都内にある病院で医療事務の仕事をしている沙織さん(仮名・31歳)。出身は新潟県で、両親と4歳下に弟、6歳下に妹のいる5人家族。初めてできた彼氏にはほぼ体だけの関係でフラれ、そして恋愛の6年のブランクを経て婚活アプリで知り合った1歳年下の卓也さん(仮名)と出会い、付き合うことになります。

「婚活アプリでは“いいね!”は来るものの数回のやりとりで終わるものばかりでした。何人も同時にやりとりをしていると休みの日には1日中ずっとやっていることもある。それなのに会えないと嫌になってきます…。そんなときに彼に出会ったんです。彼とは会うまでの1か月くらいは毎日やりとりをしていました。初めて会ったときから居心地の良さを感じて、もう好きっ!てなっちゃっていましたね」

これまでの話は前編で。

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そこから彼は東京の郊外に暮らしていたこともあり、彼が都心寄りの沙織さんのマンションに泊まることが続きます。付き合っている間、一度も卓也さんのマンションに行ったことはなく、マンションの最寄り駅しか知らなかったとか。しかし、沙織さんはそのことに一切ひっかかりを感じなかったそう。

「会えるのは週に一度ぐらいだったので、会うときはできるだけ長く一緒にいたかった。だから泊まってくれるのはむしろ嬉しかったんです。そして、郊外に暮らしている彼の家に行きたいという思いも当時はありませんでした。会えたらそれでよかったし、毎日彼とは連絡をとっていたので怪しむなんてこともなかったし」

友人が多かった沙織さんは卓也さんの友人を含めて大勢で遊ぶこともあり、面倒なまとめ役を率先してやってくる卓也さんをより大好きになっていきます。しかし、彼のその行為には裏がありました。

「後から聞いた話なんですが、私の友人を口説いていたんですよ。そんなことに一切気づかずに友人に彼氏を紹介していたなんて、恥ずかしい限りです…。そのことに気づいたのは知り合いの女性の美容師さんが教えてくれたから。私は知り合いのところで練習モデルをしていて、そこでは安い料金でやってくれるところでした。彼に『俺も紹介してほしい』と言われたから、彼と同じ美容院に通っていたんです。そしたら、その美容師さんのことも彼は口説いていて、その彼女が無理だとわかると『あいつ(沙織さん)の友人はかわいい子が多いから、別の子にいこうっと♪』と言っていたと…。マジで最悪なやつでした」

友人が多く、都心に住んでいるという沙織さんは、リアルな女性に出会うためのカモだった

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