恋愛&結婚 女の影より夜ご飯の準備の方がダルい…同棲の家賃負担差でできた格差【後編】

今回お話を伺ったのは、都内にある不動産関係の企業で派遣スタッフとして働いている祥子さん(仮名・29歳)。出身は埼玉県で、両親と5歳上に姉、2歳下に妹のいる5人家族。社会人になって初めて同僚の修一さん(仮名)と友人になりますが、女上司の執拗ないじめに遭って会社をわずか8か月で退職することに。そこで関係が終わってしまう可能性があったものの、修一さんは都内から定期的に祥子さんの実家がある埼玉まで会いに来てくれます。いじめによる体調不良が治った頃に、修一さんより告白を受けて付き合うことになったとのこと。

「本当に友達思いの人だなって思っていたので、好きと伝えられたときには他の人と比べ物にならないくらい動揺しました。友だちとは最初から思われていなかったということに、なんとなく複雑な気持ちもあったのですが、それ以上に一緒にいたいなって思って、その告白を受けました」

これまでの話は前編で。

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祥子さんは程なくして再就職先を探しますが、なかなか見つからなかったそう。その事実を知ってか、修一さんは会う度にすべてを奢ってくれていたとか。

「申し訳ない気持ちでいっぱいでしたよ。でも、『今は仕方ないよ。逆に出してもらったら気軽に誘えない』って言ってくれて。彼も同じ新卒で一人暮らし、決して裕福ではなさそうなのに。

その後私は正社員を諦めて、契約社員で営業事務の仕事を始めました。それでも彼は『今はお金まだ貯まってないだろう』と言いながらワリカンさえ拒みました。当時私はそのまま実家暮らしだったので、それなら今のうちに一人暮らしの資金を貯めて、気軽に行き来できるようにしようって思ったんです」

付き合って2年が経過し、そろそろ一人暮らしの物件を探そうとしていたところ、修一さんから同棲のお誘いを受けます。同棲でも修一さんのほうがお金を多く負担する提案をされたとのこと。

「同棲しようと言ってくれたのは嬉しかったです。そのときには彼の家の1Kで過ごすことも多かったので、これが広くなってもっと一緒にいられるなら最高だなって。

私の親にも挨拶してくれて、彼の家で使えそうな家電はそのまま持って行きました。家賃は7対3で彼が多く負担、光熱費などは折半、普段の食費は私で、外食などは彼の負担にすることに。これだけ見ると、なんてできた彼氏って感じですよね。でも、家を決めるときから私の意見は一切無視、家賃は高くても12万以内がよかったのに、彼は勝手に15万のところを見つけてきて。同棲を始めてからは家事のほとんどを私が負担することになったんです…」

彼の気分は大黒柱、亭主関白だった?

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