恋愛&結婚 不倫8年でただ願うことは「現状維持か、これ以上傷つかない別れ」【後編】

今回お話を伺ったのは、都内にある企業で広告宣伝の仕事をする恵理子さん(仮名・35歳)。出身は山梨県で、母親と5歳下に弟のいる3人家族。小さい頃に父親を亡くし、子どものために資格を取り家で仕事をしていた母親にようにしっかりした女性になりたかったという恵理子さん。さらに仕事ができる女性になりたいという理想を持ち、恋愛相手にも仕事ができることを求めていたところ、理想に当てはまる既婚者の雅樹さん(仮名・恵理子さんの2歳上)と職場で出会い、不倫関係になります。

「不倫はいけないことというのはもちろんわかっていました。だから告白のようなものをしてしまったのは私だったけれど、雅樹さんから拒否されることで諦められると思っていました。『いいよ』は、好きとかの言葉はなかったけれど受け入れてもらえたことは本当に予定外でした」

これまでの話は前編で。

☆☆☆

「いいよ」と言われてから意識して話せない期間を経て、雅樹さんより誘われて2人で食事に行くことに。食事をした後の帰り道でキスをされてそれが2人の付き合った記念日になったと言います。

「今までで一番ドキドキしました。当時はもう27歳だったのにこんなに恋愛に夢中になれるんだなって。その日はキスだけで帰ったんですが、その次に会ったときには最初から泊まるという約束をしてホテルに行きました。

それから週に1~2回のペースで遊びに行き、1か月に1度は必ず朝まで一緒にいてくれました。夜遅くには連絡しないという暗黙のルールこそあったものの、しないでと強要されることはありませんでした」

恵理子さんが29歳のときに別れることになります。しかし、2か月で復縁することになったとか。

「別れた理由は、相手から『自分よりももっといい人がいる』というキレイ事でフラれたんです。私が29歳になって誕生日をお祝いしてもらって2か月後のことだったのですごくムカつきましたよ。すがるなんてできなくてその場で別れましたが、その後もずっと雅樹さんのことが好きで、それからも雅樹さんから誘われて一緒にご飯を食べに行くこともありました。本当に職場仲間という関係で。

普通に食事に行く中でいい雰囲気になって、キスをしてしまいました。そこからまた盛り上がってしまって相手から『やり直してほしい』と言ってくれて。その日はずっと2人で過ごしました」

現状維持を望むようになった経緯は…

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