恋愛&結婚 「頑張って時間を作ったんだよ?」一緒にいて“もらえてる”と私が洗脳されるまで【前編】

いつまでたっても彼女(本命)になれない女性たちがいます。彼女たちが本命になれない原因は何なのでしょうか…。彼女たちの過去の恋愛から、その原因を探っていきます。

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「一緒にいるときだけは幸せな時間が続くのですが、離れた途端に寂しくなる。自分がこんなに恋愛体質だなんて、初めて知りました…」

と語るのは、都内にあるデザイン事務所で業務委託契約を結んで働いている由香さん(仮名・29歳)。胸まである茶色の髪はふんわりと巻かれていて、パッチリした黒目がちな瞳やぽってりとした唇など、華やかな顔立ちの美人な女性です。笑ったときの八重歯がかわいらしく、学生時代はかなりモテたとのこと。自身のことを「当時はかなり高飛車で嫌なやつだった(笑)」と語ります。

「出身は愛知県で、両親と8歳上に兄のいる4人家族です。家族仲は良かったですけど、両親は子どもたちを放っておいて、夫婦で遊びに行ってしまうような自由な人で、よく兄と置いてけぼりにされた記憶が残っています。でも、私は年の離れた兄のことが昔から大好きで、別に兄さえいてくれたら寂しくはありませんでした。兄の友人や彼女がよく家に遊びに来ていたので、小さい頃は一緒に遊んでもらっていましたね」

初めて彼氏ができたのはいつですか?

「高校のときに、告白してきた中の1人と付き合いました。中学ぐらいからモテ始めて、高校、大学がピークでした。そのころは毎年5人以上から告白を受けていましたね。駅で待ち伏せされて連絡先を聞かれたこともありますし、毎日家までついてこられるという、ストーカーまがいの被害を受けたこともあります。

付き合ったのは好きというよりも、他の女子から人気があった人でした。ステイタスになるかなと思って。本当に私、性格が悪かったんですよ(苦笑)。男の人のことも舐めていたし、私に寄って来る動物みたいな感覚でした。その人とは3か月ほどで一緒にいることが気持ち悪くなって別れましたね」

次に付き合ったのは大学3年のときに1年生として入学してきた後輩の男の子。かわいい見た目と、ギャップのある肉食な内面が最初からお気に入りだったとか。

「見た目はジャニーズ系でとにかくかわいかったんです。出会いはサークルです。私はスポーツサークルに入っていて、冬はスキー、夏はテニスといったスポーツをとにかく楽しむみたいなもので、彼はそこに友人と入ってきました。最初から好意をアピールされ続けて、私もかわいがっているうちに男女の関係になってしまって。朝まで一緒に遊んだときに強引にお持ち帰りされたんですが、嫌じゃなかったんですよ。

彼とはお互いが社会人になってからも付き合いは続きました」

彼氏の就職と合わせて、一緒に上京

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