恋愛&結婚 「バレた」で5年不倫はジ・エンド。それは嘘だと知ったのに何もできなかった【後編】

今回お話を伺ったのは、都内にあるIT企業の人事部で働いている文乃さん(仮名・32歳)。兵庫県出身で、両親と6歳上と4歳上に兄のいる5人家族。26歳のときに出会った男性を追いかけて上京するも結婚には煮え切らない態度で、上京2か月後には気まずい雰囲気に。そんなときに出会ったのが就職先に務める孝則さん(仮名・文乃さんの2歳上)でした。

「上京したときには家も仕事も決まっていない状態で、2か月ほどそのときの彼は家に置いてくれたのですが、その度に『新しい家は探しているの?』『仕事は?』と毎日のように聞いてきました。仕事はいいとしても、一緒に住める部屋を探そうと言ってくれても良かったのに。

就職先は今も勤めているところです。私は関西で人材派遣を行う企業でコーディネータのサポートみたいな仕事をしていたこともあり、人事で採用されました。孝則さんは事業部の人だったんですが、職場では意見の通りやすい職場を目指して面談などが定期的に行われていて、事業部と人事部の交流が多かったんです」

これまでの話は前編で。

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最初は仕事から仲良くなり、次第に孝則さんから食事に誘われるように。相手からの好意にも敏感だった文乃さんは、既婚者とは知りつつも自らアピールしてしまい、不倫関係に発展してしまいます。

「採用した後に採用者に対してと、上司の立場にある人に軽い相談レベルの面談を頻繁に行うのですが、その中で孝則さんとはよく話す関係になりました。基本アドバイスではなく聞き役に徹することが多い中で、孝則さんは自分の話をよくしてくれて、私からも話しやすかった。そこからランチに誘われるようになって私もプライベートの話をするようになり、夜のご飯にも誘われるようになりました。夜に誘われるようになった頃から異性として意識していたと思います。

ご飯の後に話し足りないからとカフェに行くこともあったのですが、本当に一緒に食事をするだけでスキンシップも一切なし。孝則さんは普段はすごく明るい人で社内での信頼も厚い。そんな人が私にだけ色々相談してくれることへの特別感に私も好意を持ってしまって、私のほうから『もっと一緒にいたい』と言いました。既婚者だということは知っていたので無理だと思ったのですが、私の気持ちに『嬉しい』と応えてくれて、その日のうちに男女関係になりました」

文乃さんは彼氏と別れ、孝則さんと付き合うことになり、不倫ではあるもののとても幸せだったそう。その幸せの絶頂だった半年ほどで一度目の別れがきます。

「別れの理由は些細なケンカです。家の予定を優先されて約束の日に2時間ほど遅れてこられたんです。結婚しているので当たり前かもしれないけど、気持ちでは私が一番と思いたかった。それを態度で示してほしかったんです。その不満をつい口にしてしまったら、『無理だよ』って。そこで『じゃあ別れましょう』と私から言いました。悲しかったけれど、そのときにちゃんと別れられたなら、ここまで引きずっていなかっただろうな…」

体調不良に泣き顔を見せる彼に胸キュン

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