恋愛&結婚 家は私がローンで購入。結婚を望まない完全自立の女性がパートナーに選んだ男性【前編】

いつまでたっても彼女(本命)になれない女性たちがいます。彼女たちが本命になれない原因は何なのでしょうか…。彼女たちの過去の恋愛から、その原因を探っていきます。

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「結婚は2人だけの問題ではない。だから私との結婚を望まず、寂しさを埋めてくれる人なら誰でもいいと思っていたんですけど」

と語るのは、都内にある輸入インテリア商品を扱う企業で貿易事務の仕事をしている小春さん(仮名・36歳)。切れ長の瞳にしっかりとした眉などの見た目に加え、姿勢が良いところや言葉遣いも丁寧で、凛とした女性という印象を受けます。

「出身は神奈川県で、母親と2歳年下に妹のいる3人家族です。父は妹が生まれてすぐに離婚して、そこから一度も会っていません。祖父母とはすでに死別しているんですが、それまでは一緒に暮らしていました。家族仲はいいです。祖父が早くに亡くなってそこからは女4人で暮らしていたんでケンカはよくしましたけど、2人がケンカしたら他の2人がケンカを仲裁するようなバランスがとれていて、大学ぐらいからはケンカ自体もなくなりました。妹はすでに嫁いでいるんですが、まだ母子3人で旅行に行ったりしています」

初めて彼氏ができたのはいつですか?

「大学のときにアルバイト先の7つ上の社員の男性と付き合いました。バイトは焼き肉屋さんだったんですが、仕込み作業などで開店前に出勤すると彼と2人きりで作業する機会も多くて、そこから仲良くなっていきました。最初はいいお兄さんって感じだったので2人きりで遊ぶようになったときから、急に女性として扱われることに戸惑いもありましたが、一緒にいて楽しかったので、これが好きということなんだろうと。

高校までは少し気になる異性はいましたけど、誰かと付き合いたいと思ったことがなかったんです。周りが恋愛の話をしていても、あまりに興味がなくて合わせるのに苦労した記憶が残っています」

大学を卒業してからも7つ上の男性との付き合いは続き、プロポーズを受けたのは社会人1年目のとき。小春さんはそのプロポーズを断ります。彼のことは大好きだったそうですが、それ以上に断る理由があったと言います。

「彼の地元は東北なのですが、仕事を辞めて実家に近いところで再就職するからついてきてほしいとプロポーズを受けたんです。このまま一緒にいたら結婚もありなのかもと想像したことはあったけれど、まだ23歳で結婚を現実的に考えたことは一度もありませんでした。しかも、行ったこともない土地で、義実家の近くで…。

彼には『結婚は嫌じゃないけれど東北には一緒に行けない』とそのままの気持ちを伝えました。彼とはそのあと何年後なら…といった話し合いがあったんですが、嚙み合わない部分を感じる度にお互い疲れてしまって。いつからか結婚に向けた話し合いが別れる話し合いに変わって、付き合いは終わりました」

あることがきっかけで結婚願望がゼロに

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