恋愛&結婚 「男が絡んだって私たちは親友」そんな偽善が招いた最悪の結末【前編】

いつまでたっても彼女(本命)になれない女性たちがいます。彼女たちが本命になれない原因は何なのでしょうか…。彼女たちの過去の恋愛から、その原因を探っていきます。

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「彼女を嫌いになるということは自分の小ささが露呈することだと思って、今まで無理矢理にでも好きだと思い込もうとしていただけなのかもしれません」

と語るのは、都内にある企業の動画制作を請け負う企業で、企画の仕事をしている麻実さん(仮名・31歳)。無動作に毛先が外ハネになっている胸上のワンレンロングは大人な雰囲気があり、メイクはナチュラルながらマスクの外から見える肌にはツヤ感があり色っぽさも感じさせます。本人曰く、「肌には毎月2~3万の美容医療をしている」とのこと。

「出身は兵庫県で、両親と6歳上に兄がいる4人家族です。親は比較的自由にさせてくれました。叱るというよりも褒めて伸ばすタイプの両親でしたね。私もそのほうがやる気になったみたいで、成績は小さい頃からずっと良かったです。兄の成績もずっと良かったので、どっちがより親に褒めてもらえるかという競争を、私が勝手に1人でしていました。今振り返ると私の負けず嫌いはここからなのかも。兄とは6歳も離れているので、ガキがなんか言っているみたいな感じで相手にされていませんでしたけどね」

初めて彼氏ができたのはいつですか?

「高校生のときですね。県でそこそこ上位の高校に進学したら、周囲に地味な子が多くなって、一気にちやほやされて調子に乗りました(苦笑)。中学まで全然男子から相手にされないような子だったのに、高校から男女で常に遊ぶようなスクールカーストのトップグループに入れて、その中の1人と付き合いました。

彼とは初めてのクリスマスに誕生日などを一通りして、仲も悪くなかったとは思いますが、急に連絡が来なくなって自然消滅っぽくなったところで、メールでサクッとフラれました」

そんな麻美さんには中学時代から仲良くなった親友・ユリさん(仮名)がいたそう。同じ高校ではないものの、家が近かったユリさんとは多いときは週に3~4日遊ぶこともあったとか。

「ユリちゃんは見た目がとにかくかわくて中学の頃からすごくモテていた子で、たまたま3年のときに同じクラスになって、席が近くなったときに意気投合して。周囲からユリちゃんは『なんであんな地味な子と仲良くしているの?』と言われていました。その地味な子とは私のことでしょうね…。

私も最初はユリちゃんと仲が良いことが自分のステイタスなだけだったんですけど、次第に本当に仲良くなっていって、卒業して高校も別々だったけれど、しょっちゅう遊んでいましたね。

でも、最初の彼氏と別れてから私は片思いするんですが、その人がユリちゃんのことを好きになってしまって…」

男が絡んでも壊れなかった友情

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