恋愛&結婚 「男が絡んだって私たちは親友」そんな偽善が招いた最悪の結末【後編】

今回お話を伺ったのは、都内にある企業の動画制作を請け負う企業で企画の仕事をしている麻実さん(仮名・31歳)。中学時代からの親友・ユリさん(仮名)は出会った頃からナチュラルにかわいく、一緒に出会った男性はほぼ全員ユリさんを選び、彼女に対しての劣等感が強くなっていきます。そんなユリさんは20代でバツイチになり、すでに上京していた麻美さんを追って上京。一緒に暮らすことになります。

「ユリさんの離婚理由は相手の浮気です。共通の知り合いも多く、家族付き合いも盛んだったことからどうしても地元を離れたくなったようです。

過去に私の好きな人がユリさんを好きになってしまったことがあったものの、ユリさんはその人と付き合うことはなかった。彼女とはまだ親友でした。東京でもまた誰かを奪われるんじゃ…という気持ちを持ってしまいましたが、それでも彼女を拒否することはできませんでした」

これまでの話は前編で。

☆☆☆

ユリさんが上京当時に麻美さんには付き合っている人がいなかったこともあり、4~5年前のように再び出会いの場に一緒に足を運ぶように。スタンディングバーで出会った男性の友人だった恭介さん(仮名)と麻美さんは意気投合します。

「バーで声をかけてきた2人組の男性のうち1人が近所に暮らしていることがわかって、2軒目は家の最寄り駅に馴染みのバーがあるから、そこで飲み直そうということになったんです。その馴染みのバーに後から呼び出されたのが恭介さんでした。その2人組のうちの1人とすでにユリさんは意気投合していたこともあって、恭介くんの話し相手は私。私は少し惚れっぽいところがあって、その場で恭介くんのことが気になりました。

そして、翌日には恭介くんのほうから『またあの店で2人で飲まない?』と誘ってきてくれたんです」

恭介さんのことが気になっていること、2人で遊ぶことをユリさんに内緒にしていたそう。

「出会ったバーでは最後にLINEグループを作って一斉に連絡先を交換したので、恭介くんとユリちゃんもお互い連絡できる状態です。ユリちゃんに私の恭介君に対する好意を伝えたほうが抑止にはなるかなとは思ったのですが、もしそれで恭介くんがユリちゃんのことを好きになってしまったら、また傷つくことになる…。私とユリちゃんの中でまた勝ち負けがつくのは避けたかったんです」

2人は別々の場所で頭を下げた

1 2