恋愛&結婚 年収800万以上の自立した女性の「私がいなくては!」が暴走したら…【後編】

今回お話を伺ったのは、都内にある自宅にてフリーでデザイナーとして活躍している結衣さん(仮名・37歳)。7歳年上の頼れる男性との不倫に、2歳年上ながら何でも頼ってくるタイプの敦さん(仮名)との恋愛を経て、頼る女から頼りがいのある女に変化していきます。弟と妹がいる環境で育つも、頼られる喜びは初めて感じたと言います。

「両親の関係が良くなかったので、姉弟間の仲は良かったけれど母親派と父親派みたいな派閥みたいなものがあって、それぞれが親を頼るみたいな構図だったんです。私は気を遣って弟たちが一緒にいない親のほうを選んでいて親を独り占めしているときは一人っ子のように甘えていたから、甘えさせてくれる男性が好きだと自然に思っていました。

でも、頼られることで“私がいないと”という必要としてくれている感が嬉しすぎて。彼のためにもっとしっかりしようと、彼と一緒の時間だけでなく、仕事にもやる気が出たんです」

これまでの話は前編で。

☆☆☆

結衣さんの恋のパワーはいい方向に発揮されて仕事がはかどり、年収は800万以上という1000万円をリアルに目指せるレベルになったそう。そんな矢先、敦さんは急に仕事を辞めて、実家のある山梨県に戻ってしまいます。まだ付き合っているのかどうかを聞く結衣さんに、敦さんは「しばらく放っておいて」と突き返してきたとか。

「仕事を頑張ってはいたけれど、一緒にいる時間は仕事よりも彼を優先していたし、何がダメだったのかわからないんです。彼の年収は知らないし、私の年収も彼に伝えてはいませんでしたし。

私は離れて暮らすことには了承したけれど、付き合ってはいたかった。だからその確証を得るためにそんなつもりはなくても問いただすようになっていたんだと思います。彼は駄々っ子みたいな感じで『放っておいて!』と言われて…。もしかしてメンタル面の不調なのかもと何も言えませんでした」

連絡をしても返信なしの状態が1年ほど続いたことで、結衣さんは別れを確信します。新しい彼を見つけたいと始めたのは婚活アプリ。そのプロフィールには女性は滅多に記入しない年収を記載したと言います。

「何か特徴がないと、年齢は5歳以上年上になりそうな気がして…。私の年齢も35歳でしたし…。プロフィールには年収のところを『800~1000万円』にして、『仕事が好きです。引っ張られたいタイプというよりも頼ってほしいタイプ』とハッキリ書きました」

アプリで食いついてきた中には意外なタイプも

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