恋愛&結婚 【セカンド女子】自己犠牲の精神を貫くも、淡い期待を捨てきれない都合のいい女~その2~

彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちに迫る今企画。そのセカンド体質の原因を探ります。

今回お話を伺ったのは、神戸の雑貨メーカーで事務の仕事をしている高木真美さん(仮名・32歳)。フワフワの柔らかそうな茶髪のショートカットに、優しそうな少し下がった大きな瞳が印象的な女性です。両親と3歳上の姉との4人家族で、両親の心配はすべてしっかりしていない姉に注がれており、真美さんはやや放任気味もありしっかりと育ちます。中学・高校時代はクラスメイトから女性扱いを受けずに恋愛事も一切なく、大学に進学後に同級生と同じ趣味がきっかけで付き合うことになります。しかし初めて芽生えた嫉妬心に戸惑い、あえて彼が女友達と遊ぶことの情報を遮断。そしてその影響からか、彼の浮気に気付かず、振られてしまいます。その後1年ほど経った後、バイト先でできた仲の良い男女グループの中で好きな人ができますが……。

「彼は関西の有名大学に通う、見た目もカッコ良くてバイト先でも仕事のできる、いわゆるモテ男でした。彼は同じグループの1歳下の女の子のことが好きだったんです。でも彼女はグループ内の別の男の子のことが好きで……。私は彼に相談を受けていたので、最初は好きになるつもりもなかったんですが、5人で家飲みしている時に酔っ払って、みんなが隣の部屋で寝ているのにエッチをしてしまって……。その時にはもう好きになってしまっていたんです。彼の一見なんでもできそうなのに、実際は不毛な片思いをしている不器用なところに惹かれてしまったんですよね。その後も5人グループでの付き合いは続き、例の2人はどう見ても両想いなのに付き合わずで、彼の片思いも継続していました。私も彼を好きなことは言わずに時々彼と2人で飲みに行くことが増えて、その度に体の関係を続けていました」

いつか私のほうを見てくれるかも……といった淡い期待を寄せた関係は、就職という岐路で終わりを迎えます。

「そんな微妙なグループ内の恋愛模様は、バイトを辞めるまで続きました。その女の子以外は4回生になり、みんな大学卒業に向けてバタバタし出して徐々にバイトに入る日が減っていき、集まる機会も減っていきました。そして久しぶりに集まった時に、彼がその女の子を口説いている場面を見てしまって……。わかっていたことなのに、すごいショックでした。でも、その場面を彼女と良い感じの彼も見ていて、そこで気持ちを固めたのか、その直後に良い感じの彼が告白して2人はやっと付き合うことになりました。その後に彼はちゃんと振られて、私はやっと自分の気持ちを伝えることができました。返事は保留されたんですが、同じタイミングでバイト先を辞めて2人で会う機会も増えて、もちろん男女関係も続いていたのでやっとこれから付き合ってくれるのかもと期待を寄せていました。でも、彼は大学を卒業した後に音信不通になり、突然いなくなりました。私には同じ地元に就職が決まったと嘘をついていたんですが、どうやら東京に決まっていたみたいで……。バイト先の誰にも連絡先を伝えずにいなくなりました」

その後真美さんも就職しますが、恋愛の傷は癒えることはなく、休止期間が続きます。そんな時、最初につきあった元彼からの連絡があったそうです。

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