恋愛&結婚 婚約破棄を選んだのは正しい道!正当化することで消えた2番手という罪悪感~その1~

その後も恋愛にのめり込めない時期が続いたそうですが、就職先で出会った人と恋に落ちます。

「高校、大学と付き合ったりする人はいました。でも、どこか恋愛関係を客観的に見ている部分がありました。相手とケンカをしても、なんでこんなことでそんなに怒れるんだろうと思ってしまったり……。恋愛ってこんなものなんだなと、そこまで面白くないと思っていました。そんな気持ちのまま大学を卒業して、不動産関係の企業に経理として働き出しました。そしてそこで8歳上の男性と出会いました。お世辞にもカッコいいとは言えない容姿で、30歳なのにやや頭も薄くて、そして少し太っていました。最初は優しいおじさんって感じだったんですが、1年ほど一緒に仕事をするうちに、優しい雰囲気にほだされてしまって……。彼は当時付き合っている人がいたんですが、何かと彼に相談をして一緒にいる時間を増やして、告白をして3回目で付き合ってもらえました。1回目は冗談だと思われて、2回目は丁寧に断られて、3回目は彼女と別れた直後でした。片思いを2年していました。付き合えた時は、最初さえないと思っていた容姿さえカッコよく見えていましたね」

彼と付き合って3年が経った時、彼が東京への転勤が決まり、結婚もその流れで決まります。

「転勤が決まって、特にちゃんとしたプロポーズもされないまま結婚することになったんです。そして付いていくことになったので、私は仕事を辞めてホテルのフロントでアルバイトを始めました。彼の転勤は内内示で知って、結婚までは私はついていかないことになっていたんです。結婚の準備もこちらでしないといけなかったこともあり、半年以上は別々になることが決まっていたので。そのホテルは昼のフロントを女性が、夜を男性が勤めていました。昼と夜の交代するタイミングで今日はこんなお客さんがいるなどの引継ぎをするんですが、その引継ぎでなついてくる22歳の大学生の男の子がいて、すぐに仲良くなりました。そして、彼と恋愛関係になってしまったんです……」

大学生の彼は、交代の時も学校が始まるぎりぎりの時間まで残って仕事を手伝ってくれたりと優しく、急激に距離は近くなっていきます。

大学生の彼は、交代の時も学校が始まるぎりぎりの時間まで残って仕事を手伝ってくれたりと優しく、急激に距離は近くなっていきます。

婚約中に出会った大学生。用意されていた完璧なレールから、遊びのつもりで始めた外れた1歩が取り返しのつかない1歩になっていきます。~その2~に続きます。

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