恋愛&結婚 【セカンド女子】人との距離感をつかめないまま、追いかけて手に入れたスポーツマンとの恋~その2~

彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちに迫る今企画。そのセカンド体質の原因を探ります。

今回お話を伺ったのは、関西で派遣スタッフとして働いている及川翠さん(仮名・33歳)。コーラルピンクの発色の良いチークなどが目立つかわいいメイクと、スラッとした長身のカッコいいビジュアルにややアンバランスさを感じる女性です。出身は兵庫県で、両親との3人家族。小さい頃から裕福な生活をしており、遅くに生まれた子供だったこともあり溺愛されて育ちます。中学、高校時代は友達に恵まれず、開業医をしている父からは医者になれという無言の圧迫から家でも居場所を失い、逃げるように東京の大学へ進学。そこで初めてできた友達の影響でとあるスポーツ選手にのめり込み、追っかけのような生活を続けるも振り向いてもらえませんでした……。大学を卒業後はそのまま都内の企業に就職して、そこで大きな失恋を経験。うまくいかなかったものの辛いものではなかったスポーツ選手の追っかけ恋愛に、再びのめり込みます。

「失恋は、付き合っていた彼氏に別に好きな人ができて振られたんです。就職して最初に出会った会社の取引先の人で、ご飯に誘われたりしているうちに、いつの間にか好きになっていました。最初は相手からのアプローチで付き合ったのに、だんだん私の気持ちのほうが大きくなっていって……。付き合ったらいつでも一緒にいたいと思うのは普通だと思っていたのに、重すぎると言われて別の女性に乗り換えられた感じですね。初めて一緒に暮らした人だったので、居なくなった時の寂しさはすごかったです。家で一人きりでいてもどんどん暗い気持ちになっていきそうだったので、以前好きだった選手のことを調べたり、その人を見に行ったりして心を落ち着かせようとしました。久しぶりに見た彼はやっぱりかっこよかったんです。なので、最後の正直と思って、彼を出待ちして、名刺に携帯番号と個人アドレスを書いて渡しました。そこではなんの会話もできずに、『受け取ってください』と伝えたのみでした」

そこから1週間が経過しても彼からの連絡は来ず……。諦めかけたときに電話が鳴ったそうです。

「電話は知らない番号でした。電話に出てみたら、彼だったんです。最初にメールをしたけど、宛先不明で返ってきたと言われました。どうやら手書きで書いたアドレスが間違っていたみたいで……。でも、それで辞めようかと思ったらしいんですが、名刺という身分証明に安心感を持ってくれたみたいで、電話をかけてくれたとのことでした。もう嬉しくてたまりませんでした。そこから少しだけ会話をして、正確なアドレスを伝えて終わりました。数年前の私のことはまったく覚えていなかったので、私もそこには触れませんでした。しつこく追いかけていた過去を消したかったのかもしれません。そして、彼は関西のチームに移籍していたので、関東への遠征の時に会うようになり、男女の関係になりました。付き合って半年ぐらい経った時に彼は私のことを彼女として、チームメイトに紹介してくれたので、ちゃんとした彼女だと思っていました。オフシーズンには数日泊まってくれることもあったので、遠距離がいけないんだと思って、付き合いが2年ほど経った時に、思い切って彼のチームのある関西へ戻りました」

関西で目にした思いがけない真実

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