恋愛&結婚 【セカンド女子】この関係を続けるのは自分の意思。本命彼女の愚痴の聞き役だとしても、彼という精神安定剤は離せない~その2~

彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちに迫る今企画。そのセカンド体質の原因を探ります。

今回お話を伺ったのは、大阪の編集プロダクションで働く長野百合子さん(仮名・37歳)。少しだけ茶色く染めたショートカットに、ジャケットや黒のストレートパンツなどカチッとした服装が良く似合う、全体的に気品を感じる大人の女性です。出身は京都府で、両親との3人家族。両親とも元高校教師で、厳格な家庭で育ちます。初彼氏は大学の時にできますが、難関大ではない大学に通っていた彼のことを両親に反対され、言いなりになってしまい破局。その後、デザイン会社に勤めて、4歳年上の男性と2年の恋愛期間を経て結婚しますが……。

「結婚は、周りの友人たちと比べても早かったと思います。まだ新卒で3年目でしたから。でもプロポーズされた時に、この人とずっと一緒にいるんだろうな~という未来が想像できたんです。両親にも無事紹介できて、相手のご両親も優しくしてくださって、大阪のホテルで結婚式をしました。彼も私もそのまま同じ職場で働き続けました。私は進行管理の仕事からデザイン修正を主に行なっている部署に異動になったんですが、結婚前と変わらずお互い忙しく働いていました。大きなケンカもなかったので、うまくいっていると思っていました。

でも、ある日、何の前触れもなく『大きなケンカはなかったけど、君の発言は高圧的で辛い。“こんなことも知らないの?”とか、“〇〇をして当然でしょ”とか』と彼に言われました。『上から発言が、一緒に暮らすようになってひどくなった』と。その話し合いをして以来、私は発言に気を付けるようになりました。両親が教職だったのもあるのか、私も話し方や話す内容が上から目線っぽくなってしまっていたようなんです……。でも、言いたいことを我慢することで、私もしんどくなってしまって、彼も私の発言にヒステリー気味に言い返すようになってきて、家での会話が無くなってしまって……。結局、離婚することになりました。別れる時にお互いの気に入らないところを罵りあうなんてことをしてしまったので、友人にも戻れなかったです。幸い子供もいなかったので、もう二度と会いたくない人ですね。仕事は話し合いの末に、私が辞めることになりました」

その後、前から興味があった仕事に再就職しますが、気持ちが凹み続け、病院に通うようになったそうです。

「前の職場で出版物と触れ合う機会が多かったので、編集の仕事に興味を持ったんです。仕事は前職の知り合いに紹介してもらい、編集プロダクションに勤めだしました。黙々と仕事に打ち込んでいたんですが、いつからかうまく眠れないようになってしまって……。病院で睡眠導入剤を処方されて過ごす日々でしたね。通った病院では病名を言われたことはなかったんですが、うつ病だったと思います。その後もプライベートの時間を作らないように、ひたすら働いていました」

眠れない日々を救ってくれたのは9歳下の男性

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