恋愛&結婚 【セカンド女子】「浮気相手が1人だったらくじけていた」。複数いた女の中、1番をひたすら目指し続けた恋愛の形とは~その2~

彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちに迫る今企画。そのセカンド体質の原因を探ります。

今回お話を伺ったのは、都内のデザイン事務所でデザイナーとして働く大内香里さん(仮名・32歳)。目鼻立ちはハッキリした、一見気の強そうな印象を受けるものの、服装やカバンは無難ものを好み、どこか自分に自信がない感じのする女性です。

出身は都内の下町で、両親と1歳下の妹との4人家族。年子の妹は要領が良く、自分の意見をはっきり言えるタイプ。小さい頃から周囲に比べられて育ち、いつも選ばれるのは妹だったそうで、姉妹仲はうまくいかず。初彼は専門学校の時にできますが、相手に合わせ過ぎたこともあり、3か月ほどで振られてしまいます。卒業後は憧れの職業である美容師として働き出しますが、手の荒れが発端で2年で退職。その後始めたアルバイト先で6つ上の社員に片思いをしますが……。

「彼と仲良くなりたい願望はあるものの、どうしていいのかわかりませんでした。とりあえず彼の役に立ちたいと、アルバイトを頑張り続けました。週末やイベントごとはみんなバイトに入りたがらなくて社員さんが困るんです。そういうところを率先して働いたり、普段は時間の5分前くらいから仕事を始めるんですが、彼が仕込み担当の時は手伝いたいので30分前からタイムカードを押さずに手伝ったりしていました。

そんな態度が彼に伝わったのか、帰りが一緒になると送ってくれたり、そこで買い食いしながら帰ったり、些細なことですが仲良くなっていったんです。仲良くなるにつれて、彼女とうまくいっていないと相談も受けるようになりました。友人と遊びに行くというと怒るとか、束縛のきついタイプだったようで。『私ならそんなことで絶対怒らない』とか言い続けたら、彼は『じゃあ彼女と別れたら付き合って』と言ってくれたんです!あまりにびっくりして、その場で泣き崩れちゃいましたね。後日彼は別れてきたと言ってくれて、付き合うことになりました」

彼と付き合った後も彼の役に立ちたいとバイトに奮闘しますが、親からの圧迫により、就職することに。

「彼といつでも一緒にいたかったので、パソコンスクールに通い終わった後もバイト1本で続けていたんです。でもそれを親がよく思っていなくて、ある時家族会議が行なわれて。そこでも小さい頃からの続きみたいに、『妹は資格も取って就職している』といった比べられる言葉を浴びせられましたね。妹はその頃には医療事務の資格を取って、病院の受付として就職していたんです。家族3人に詰め寄られて、言い返す言葉も何もなくアルバイトを辞めることになり、就職先を探しました。そして、最初の3か月は試用期間としてアルバイトで、その後契約社員になれるデザイン事務所に採用されました。でも、彼とはなかなか会えなくなりました」

重い女にはもうなれない。理解ある彼女を演じ続けることに……

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